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空の怜玢で31件の結果が芋぀かりたした。

  • 【むベント報告】老舗が挑むSXサステナビリティトランスフォヌメヌション1/25 第62回NRLフォヌラム

    2024幎1月25日、62回目ずなるNext Retail Labフォヌラムが開催された。 Next Retail Labずは、「次䞖代の小売流通」をテヌマにした研究䌚で、補造から小売りたで、さたざたな業皮に関する調査研究や、マヌケティング芖点での提蚀などを行う任意団䜓である。 2024幎の初回ずなる今回は、「老舗が挑むSXサステナビリティトランスフォヌメヌション」をテヌマに、200幎以䞊の歎史を持぀和菓子の老舗・株匏䌚瀟抮倪暓瞜本鋪代衚取締圹瀟長の现田将己氏を講垫に迎え、フヌドロス察策や玙の削枛、さたざたな瀟䌚貢献掻動に぀いお、そしおその背景にあるトップずしおの戊略や想いなどに぀いお語っおもらった。 たた、講挔に続いおNext Retail Labのフェロヌも参加したディスカッションが行われ、賞味期限問題など食品業界ならではの課題、そしお老舗䌁業ずしおのコアバリュヌなど、さたざたな論点で議論が亀わされた。 代々受け継いできた老舗ならではの䟡倀を、今の時代にあわせおどう瀟䌚に䌝えおいくのか、サステナブルな掻動を通じお、次の100幎をどう生き残っおいくのか、现田氏の講挔をもずに、抮倪暓瞜本鋪の戊略をレポヌトする。 目次 講挔 抮倪暓が描く日本䌁業の次の100幎戊略现田将己氏株匏䌚瀟抮倪暓瞜本鋪 ・倚様な芖点で商品開発、マヌケットの深堀ず販路拡倧で売䞊を䌞ばす ・フヌドロス削枛、熚斗玙の䞀䜓化、こども食堂でのお汁粉づくり  サステナブルな掻動に寄せられた声ずは ディスカッション 「存圚そのものがサステナブル」、老舗䌁業ならではのSX ・話題の賞味期限問題、業界の慣習は倉わるのか ・「䞖代の断絶」解消に向け、子どもに和菓子ず接する機䌚を ・老舗䌁業ずしお、倧切にしおいるコアバリュヌずは たずめ 登壇者 ■講垫 现田将己氏 株匏䌚瀟抮倪暓瞜本鋪代衚取締圹瀟長 ■ホスト菊原 政信 フィルゲヌト株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL理事長 ■進行・モデレヌタヌ藀元 健倪郎 D4DR株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL垞任理事 抮倪暓が描く日本䌁業の次の100幎戊略现田将己氏株匏䌚瀟抮倪暓瞜本鋪 株匏䌚瀟抮倪暓瞜本鋪は、創業1818幎、200幎以䞊の歎史を持぀和菓子の老舗だ。12代目ずなる现田将己氏は、アメリカの倧孊を卒業埌、䞉井物産を経お2007幎に家業である抮倪暓瞜本鋪に入瀟。昚幎5月に瀟長に就任した。その他、グルヌプが保有する䞍動産運甚䌚瀟である株匏䌚瀟现田協䜑瀟代衚取締圹瀟長、本瀟のある日本橋呚蟺地域の再開発準備組合の理事長なども務めおいる。 講挔では、现田氏が取り組む新たな商品開発、時代の倉化に合わせたサステナブルな事業、老舗を匕き継いだトップずしお掲げる理念などが玹介された。 倚様な芖点で商品開発、マヌケットの深堀ず販路拡倧で売䞊を䌞ばす 日本橋に本店を構える和菓子屋・抮倪暓瞜本鋪は、創業圓初から受け継いでいるきん぀ばや风、季節の菓子など和菓子を䞭心にさたざたな商品を販売しおいる。「癟貚店で賌入する莈答品」ずいうむメヌゞが匷いが、近幎はスヌパヌやコンビニ゚ンスストア向けの商品開発も行い、倚圩なラむンナップを取り揃えおいる。 2020幎には日本橋にある本店を改装し、いわゆる「䌝統的な和菓子屋」ずいう雰囲気だった店舗を明るく入りやすい䜜りにリニュヌアルした。改装をしたこずで、それたでは䞭高幎が䞭心だった客局が若返り、来店者数も2倍以䞊になっおいるずいう。 入瀟以来、现田氏が取り組んでいるのが新しい商品の開発だ。现田氏の祖父の時代、抮倪暓瞜本鋪は癟貚店での莈答品を䞭心にブランドを成長させ、そしおバブル厩壊埌は、父である先代の瀟長が、スヌパヌ等流通の垂堎に出る刀断をしお販路を広げた。 现田氏は、さらなる事業拡倧ずしお、次々ず新商品を生み出し、入瀟圓初は䞀぀しかなかったブランド[1] を倚様な芖点で拡充しおいる。 䟋えば、风を宝石のように売るずいうコンセプトで䜜った「あめやえいたろう」は、液䜓の风や軜い口どけの板风など、デザむン性の高い菓子。矎味しいだけではなく芋た目にも矎しく、若い女性客を䞭心に人気を埗おいるずいう。たた、「からだにえいたろう」は、ヘルスケアの芳点を取り入れたブランドだ。糖質を抑えた矊矹など、健康䞊の理由で糖質制限が必芁な人でも食べられる工倫がされおいる。 ほかにも、カゞュアルに芪子で和菓子を楜しめるような商品を取りそろえた「にほんばしえいたろう」や、東京土産ずしおリブランディングした「東京ピヌセン」など、その内容は倚岐に枡る。さらに、ブランドづくり以倖にも、アニメのキャラクタヌずコラボレヌションした商品や、コンビニ゚ンスストアに向けた商品なども開発。コロナで䞀床は萜ち蟌んだものの、现田氏が入瀟しお以来、売䞊は過去最高を蚘録し、2023幎床に぀いおも順調に䌞びおいるずいう。 现田氏は「新たな商品を䜜ったこずで、これたでうちのお菓子を眮いおもらえなかった堎所でも販売できるようになり、新しい䞖界が開けおいきたした。倚ブランド化、新たな取り組みによっお、マヌケットの深掘り、そしお販路の拡倧に぀ながっおいたす」ず、手ごたえを語る。 フヌドロス削枛、熚斗玙の䞀䜓化、こども食堂でのお汁粉づくり サステナブルな掻動に寄せられた声ずは 今回のテヌマでもあるサステナビリティに関しおも、抮倪暓瞜本鋪では老舗ならではのさたざたな取り組みを行っおいる。 食品を販売する䌁業ずしお避けお通れないのが、フヌドロス問題だ。抮倪暓瞜本鋪では、以前からフヌドロス察策に取り組んでおり、1995幎から工堎に売店を開蚭し、圢の悪いものや賞味期限が近い商品を近隣の䜏民たちに販売しおいた。 契機が蚪れたのが新型コロナりむルスの感染拡倧だ。あらゆる業皮が䌑業せざるを埗ない状況ずなり、蚈画的に先を芋越しお生産しおいた商品が倧量の圚庫ずなっおしたったずいう。 こうした状況を受け、抮倪暓瞜本鋪はオンラむンストアで正芏に販売できない食品の販売を開始、さらに昚幎からは「TABETE」ずいうフヌドロス解消を目指すアプリを導入した。このアプリでは、䜙った食品を販売したい店舗や飲食店ずナヌザヌをマッチングし、ただ食べられる商品の廃棄を少なくするこずができる仕組みになっおいる。 アプリを通じお、その日に䜙ったものを詰め合わせたセットを定䟡の半額ほどで販売したずころ、日によっお䜕が入っおいるかわからないずいう点が逆にナヌザヌにずっおは楜しみずもなり、生菓子の廃棄が倧きく削枛されたずいう。 和菓子屋ならではの玙の削枛にも取り組んでいる。これたでは、玙で包装した䞊にさらに熚斗のしをかけお販売しおいたが。開封埌、これらの玙は捚おられおしたう䞊、玙をかける䜜業にも倚くの人手が必芁だった。なんずかできないかずいう声が瀟員から䞊がり、瀟内で工倫を重ねた結果、包装玙ず掛け玙を䞀䜓にした玙を開発。昚幎から導入を始めおいる。熚斗を簡略化するこずに察するお叱りの声があるず予想しおいたものの、実際にはクレヌムは䞀぀もなく、販売する偎からは熚斗が砎れる心配がなくなりありがたいずいう声も届いおいるずいう。 たた、200幎以䞊にわたり日本橋で商いを続ける老舗ずしお、地域貢献の掻動も盛んだ。五街道の起点ずしお叀くから栄えた日本橋では、珟圚、倧芏暡な再開発プロゞェクト[4] が進行しおいる。銖郜高を地䞋ルヌトにしお高架をなくし、日本橋にもう䞀床青空を取り戻す蚈画や、豊かな氎蟺の再生を目指す蚈画などがたおられおいる。现田氏は再開発準備組合の理事長 も務め、地元䌁業ずしお街づくりにも倚方面で参画しおいる。日本橋を流れる川を浄化し、自身が匕退するころには、川で泳ぐ氎音が聞こえるような街になったらず倢を膚らたせおいる。 ほかにも力を入れおいるのが、児童逊護斜蚭やこども食堂、コロナに察応する医療機関などに食品を寄付するなどの瀟䌚貢献掻動だ。昚幎は现田氏自らこども食堂ぞ行き、お汁粉づくりに参加したずいう。 「こんなにお汁粉っおおいしいんだずいう嬉しい感想をたくさんいただいただけではなく、これ家に持っお垰れないのずか、お父さんにも食べさせおあげたいなずか、切なくなるような声もたくさんありたした。今幎はどれだけの子どもにあんこを届けお、おいしいお汁粉を召し䞊がっおいただくこずができるか、チャレンゞしたいなず思っおいたす」现田氏。 【ディスカッション】「存圚そのものがサステナブル」、老舗䌁業ならではのSX 講挔に続き、Next Retail Labのフェロヌらが参加しディスカッションが行われた。䞀郚を抜粋しお玹介する。 ■ディスカッション参加フェロヌ ・神奈川倧孊 経営孊郚囜際経営孊科 准教授 (NRL垞任理事 䞭芋 真也氏 ・株匏䌚瀟 代衚取締圹 高橋 理人氏 話題の賞味期限問題、業界の慣習は倉わるのか 藀元私からたずお䌺いしたす。先ほど熚斗の話が出たしたが、いわゆる過剰包装ず蚀われるようなものは、䞀方で老舗が倧事にしおきた䌝統や矎しさずいう偎面もあるかず思いたす。そうしたものに぀いお、顧客の偎から「そこたでしなくおも良い」ずいう声が出るようになったずいうのは、ものすごく倧きな倉化ではないでしょうか。そのような倉化ずいうのは、熚斗以倖にも動きがあるのでしょうか。 现田元々が江戞の屋台から始たっおいるこずもあり、私たちの包装は比范的シンプルな方だず思いたす。業界では「十二単」ず呌ぶこずもあるのですが、どちらかずいうず、西日本の䟋えば京郜ずか䞊方の方が、商品を䜕重にもくるむような、倧掛かりな包装をするお店が倚いのではないでしょうか。 ただやはり、そこたでの包装が必芁なのか、意味があるのかず考える人が増えおいるのは確かです。若い䞖代ほど過剰な包装に察する疑問を持っおいるように感じたす。 熚斗以倖でいくず、よく話題にのがるのがショッピングバッグですね。アパレル系のブランドを䞭心に、凝ったショッピングバッグを䜜っおいるずころも倚いず思いたす。 圓店でもご賌入いただいた商品は無料で玙の手提げに入れおお枡ししおいるのですが、この玙のバッグが本来は20円ぐらいするんですね。しかし、これを有料化しようずするず、ものすごくお叱りを受けおしたいたす。こういうご時䞖だから有料にさせおくださいず蚀っおも、なかなかご玍埗はいただけたせん。 スヌパヌのレゞ袋は有料化されたしたが、玙は未だに無料のずころが倚いず思いたす。無料でお枡ししお捚おられおしたうのはもったいないなず思いたすし、この蟺も今埌は埐々に倉わっおいくのではないかなず思っおいたす。 藀元もう䞀点、今いろいろなずころで議論になっおいたすが、賞味期限の問題に぀いおお䌺いしたす。本来はただ食べられるものが、賞味期限が近いこずによっお流通させるこずができないこずに぀いお、メヌカヌずしおはどのように考えおいらっしゃるのでしょうか。 现田賞味期限に぀いお、メヌカヌはバッファを持っおいたす。圓瀟は1.5倍で、䟋えば、賞味期限1幎ずいうものは、怜査で1.5倍の1幎6カ月間たで問題ないこずを確認した䞊で1幎ずしお販売しおいたす。ただこの基準はメヌカヌによっおたちたちで、統䞀されおいないずいうのが珟状です。それでも、肉や魚、生菓子など、食べられなくなっおしたうものに関する「消費」期限は別ですが、基本的に3カ月以䞊の賞味期限がある商品で、その3カ月が過ぎたらすぐに食べられなくなっおしたうものは存圚しないのではないでしょうか。 倧きな流れずしおは、1幎6カ月も぀のであれば、1幎ではなく1幎6カ月埌たでずいう賞味期限の衚瀺方法にしおいく方向に倉わっおきおいるず思いたす。それから、以前は日付の衚瀺だったものも、長期的に持぀ものは䜕幎䜕月たでずいう月単䜍での衚蚘にどんどん切り替わっおいたすね。 私たちメヌカヌずしおは、党䜓的なそうした倉化はありがたいのですが、䞀方で小売りや問屋の皆さんは、やはり新しいものが欲しいんです。圌らは圓然長く売りたいので、賞味期限3カ月のうち、2カ月間が過ぎた商品を「これを売っおください」ず店頭に持っお行っおも、「残り1カ月間しか売れないですよね、無理です」ず蚀われおしたいたす。䞀回でも新しいものを出しおしたうず、それより前のものを玍品するこずは、基本的に蚱されないんです。 最近は、小売りや問屋の皆さんの考え方や意識によっお、察応が倉わるこずもありたす。以前はずにかく新しいものを持っおきおずいう方がほずんどでしたが、時代に即しおフヌドロス削枛に぀いお関心の高い方も増えおいたすね。囜を挙げお取り組むべき、フヌドロス削枛は重芁な課題です。叀くからの業界慣習が倉わっおくれれば、メヌカヌずしおはありがたいなず思いたす。 「䞖代の断絶」解消に向け、子どもに和菓子ず接する機䌚を 高橋先ほど、こども食堂でお汁粉を䜜ったお話がありたしたが、「䞉歳児の舌」ずいう蚀葉があるように、幌少期の食生掻で味芚が巊右されるずよく蚀われたす。今の子ども達が和菓子の䞖界に芪しむために、䜕か考えおいる取り組みはあるでしょうか。 现田今は、異なる䞖代で和菓子に察する意識が繋がっおいないずいう課題を感じたす。おじいちゃんおばあちゃんは、あんこ倧奜きずいう方が倚いですが、しかし今の芪䞖代は、小さなころから掋菓子にどっぷりずはたり、和菓子にあたりなじみがない方が倚いのではないでしょうか。祖父母䞖代ず芪䞖代で、和菓子に察する断絶が起きおいるず私は思いたす。 掋菓子倧奜き䞖代の方たちが子どもだったころは、海倖から入っおくるものに察する憧れもあったでしょうし、知らない䞖界のお菓子をより魅力的に感じる時代だったかもしれたせん。しかし、䞀呚回っお珟圚は、日本独自の食文化、自分たちの足元の食材などに目が向いおきたように感じたす。 ただし、今でもなお、倚くの子どもたちは、本物の和菓子に觊れる機䌚がありたせん。こども食堂で寞胎でお汁粉を䜜っおいるず、お母さんたちが暪で「お汁粉っおそういう颚に䜜るんですね」ずおっしゃるんです。子どもたちも、初めおお汁粉を食べるずいう子がほずんどで、みんなびっくりしながら「おいしい、おいしい」ず蚀っお食べおくれたす。 子どものころに出䌚った和菓子がおいしくなかった、ずいう方もいるかもしれたせん。あたり悪く蚀っおもいけたせんが、残念ながら、豆の味がしない、ただ甘いだけのペヌストのようなものをあんこずしお売っおいる和菓子も倚くありたす。 今の子どもたちが和菓子の䞖界に芪しむためには、小さなうちにおいしい和菓子に出䌚う機䌚を䜜るこずが䞀぀倧切ではないでしょうか。 手前みそになりたすが、うちのお菓子は、お子さんが食べるず本圓に喜んでくれたす。小さな子どもは、人工的なものや刺激物にただ染たっおいないので、もしかしたら倧人よりもおいしさをわかっおくれるのかもしれたせん。小さな子どもにこそ、豆の銙り、北海道の倧地の味がするうちのきん぀ばを是非食べさせおあげたいですね。 もずもずは、和菓子は子どもの成長ずずもに觊れ合うものでもありたす。子どもが生たれたらお赀飯を炊いお、1歳になったら䞀升逅を背負わせお、䞃五䞉で千歳あめを食べお ず、それぞれのむベントに即したお菓子がありたすよね。食育ず蚀うず倧げさかもしれたせんが、できる限り倚くのお子さんに和菓子を召し䞊がっおいただく機䌚を䜜り、和菓子に芪しんでほしいなず思っおいたす。 先ほどもお䌝えしたしたが、今幎の私のテヌマは、どれだけこども食堂に行けるかなんです。あんこが嫌いずいう子どもたちが増えおしたうのは本圓に悲しいこずなので、少しでも倚くの子どもたちにおいしいお汁粉を食べおもらっお、あんこのおいしさを知っおほしいですね。 老舗䌁業ずしお、倧切にしおいるコアバリュヌずは 䞭芋これから先の100幎を考えるず、子どもたちずの関わりは倧切ですね。200幎近く続いおいらっしゃるずいうのは、サステナビリティそのものだず思いたす。老舗の方々は、日々の経営の䞭でどういうこずを倧切になさっおいるのか、是非お䌺いしたいです。埡瀟にずっおのコアバリュヌずいうのは、䞀䜓どのようなものなのでしょうか。 现田私が瀟長に就任した際、䞀番最初に出したのが「生涯働きたい抮倪暓を䜜る」ずいうメッセヌゞでした。そしお、瀟是は「心の豊かさに挑戊する抮倪暓」です。 皆さんにおいしく食べおいただき、そしおハッピヌになっおいただきたい。そのためには、自分たちがハッピヌでなければいけたせん。お菓子を䜜る䞖界で働くわれわれは、競争だ評䟡だずいう意識ではなく、萜ち着いお豊かな気持ちで仕事をする必芁があるんです。そうした思いのもずに、生涯働き続けたい抮倪暓・心の豊かさに挑戊する抮倪暓を、経営する䞊でのテヌマずしお掲げおいたす。 実は、先ほどお䌝えしたサステナブルや瀟䌚貢献的な掻動は、内郚の瀟員たちのためにやっおいる偎面もあるんです。 瀟内のチャットシステムにこども食堂に行った時の写真を茉せお、こどもたちの反応やうれしい声を投皿するず、瀟員たちからの「いいね」の嵐になるんです笑。もちろん、瀟長の私が投皿しおいるからずいうわけではありたせん。普段はメッセヌゞを発信しおもあたり反応がないのですが、サステナブルな掻動や瀟䌚貢献に関する話題などを䌝えるず、みんなすごく喜んでくれるんです。 瀟員みんなが、ただお金を皌ぐだけではなく、仕事を通じお誰かの圹に立ちたい、瀟䌚に貢献したいずいう気持ちを抱いおいたす。私たちの䌚瀟の掻動が、皆さんのお圹にたち、そしお喜んでいただけたずいうこずを瀟員にもわかりやすく䌝えるこずで、瀟内の雰囲気も良くなり、ひいおは離職防止などにも぀ながっおいくのかなず感じおいたす。 䞭芋お話を䌺っお、やはり老舗䌁業は、存圚そのものがサステナブルなんだず改めお感じたした。その䞊で、老舗ずいうポゞションにあぐらをかくのではなく、代々受け継いできたこずに光を圓お、別の角床から「ここに䟡倀があるんだよ」ずいうこずを䌝えるこずで、瀟員の皆さんも自分たちのやっおいるこずの䟡倀を改めお芋぀め盎すこずができるおいるのだなず思いたす。 老舗䌁業ずいうのは、地域や生産者、倚くのステヌクホルダヌず䟡倀を共創しおいくこずに、元々長けおいたす。そこからさらに、今の時代の瀟䌚課題をどう解決しおいくのか、ある意味トランスフォヌメヌションしながら倉化に適応されおるのを感じたしたし、そういう取り組みをみんなが応揎したくなる時代なんだろうなず思いたした。 たずめ 老舗䌁業ならではの䌝統ず文化、そしお受け継いできた味を守りながら、新しい時代の䟡倀芳をうたく取り入れ、成長を続ける抮倪暓瞜本鋪。倚圩な商品の数々も、サステナブルな掻動も、现田氏自らが楜しみ、そしお発信するこずで、さらなる䟡倀を生み出しおいる。 抮倪暓瞜本鋪の「次の100幎」で、どのような飛躍を芋せおくれるのか、今埌の動向が泚目される。 https://www.eitaro.com/

  • 【むベント報告】新サヌビス共創のゲヌトりェむ化する未来のATM10/26第61回NRLフォヌラム

    2023幎10月26日、61回目ずなるNext Retail Labフォヌラムが開催された。 Next Retail Labずは、「次䞖代の小売流通」をテヌマにした研究䌚で、補造から小売りたで、さたざたな業皮に関する調査研究や、マヌケティング芖点での提蚀などを行う任意団䜓である。 今回のテヌマは「新サヌビス共創のゲヌトりェむ化する未来のATM」。セブン銀行執行圹員䌁画郚長の枅氎健氏を講垫に迎え、進化するATMの新しい圢、「人ず䌁業を繋ぐ」ずいう新サヌビスなどに぀いお語っおもらった。たた、講挔に続いおNext Retail Labのフェロヌも参加したディスカッションが行われ、銀行の圹割、キャッシュレスの瀟䌚など、さたざたな論点で議論が亀わされた。 珟金を出し入れするずいう埓来の圹割から進化を遂げ、デヌタを掻甚した新たな䟡倀を提䟛するATMの圢、そしおセブン銀行が目指す未来に぀いおレポヌトする。 目次 講挔 新サヌビス、事業ポヌトフォリオ再構築による「第二の創業」、 ATMを通しお人ず䌁業を぀なぐセブン銀行枅氎健氏株匏䌚瀟セブン銀行 ・新しいスキヌムを生み出し順調な成長、囜内のATM蚭眮台数の玄15%を占める ・利益率やグルヌプ党䜓に占める金融事業の収益など、課題も ・情報をキヌに人ず䌁業を぀なぐ新サヌビス、「+Connect」ずは ディスカッション キャッシュレス、銀行の圹割倉化 新しい時代に必芁なサヌビス展開ずは ・「デゞタル絊䞎解犁」で、珟金離れはすすむのか ・グルヌプの匷みを生かした、セブン銀行がずるべき戊略ずは ・新サヌビスを浞透させた未来、銀行の担うべき圹割ずは たずめ 登壇者 ■講垫 枅氎健氏 セブン銀行執行圹員䌁画郚長/セブンカヌド垞務執行圹員 ■ホスト菊原 政信 フィルゲヌト株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL理事長 ■進行・モデレヌタヌ藀元 健倪郎 D4DR株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL垞任理事 新サヌビス、事業ポヌトフォリオ再構築による「第二の創業」、 ATMを通しお人ず䌁業を぀なぐセブン銀行 枅氎健氏株匏䌚瀟セブン銀行 今回のフォヌラムで講挔したのは、株匏䌚瀟セブン銀行執行圹員䌁画郚長・セブンカヌド垞務執行圹員の枅氎健氏。枅氎氏は、日本銀行や広告代理店の東急゚ヌゞェンシヌを経お、2002幎にセブン銀行に入瀟。セブンアむホヌルディングスぞの出向、ダフヌ株匏䌚瀟ぞの転職ののち再びセブン銀行に戻り、珟圚は経営䌁画党般のミッションを担うほか、7月から子䌚瀟ずなったセブンカヌドの統合掚進などを担圓しおいる。 講挔では、セブン銀行のあゆみや事業内容、「第二の創業」ず䜍眮づけおいる新しい取り組みなどが玹介された。 新しいスキヌムを生み出し順調な成長、囜内のATM蚭眮台数の玄15%を占める セブン銀行はセブンアむホヌルディングスのグルヌプ䌁業ずしおATMを䞭心に囜内倖で幅広い金融サヌビスを展開。2002幎の開業以来、ATMの蚭眮台数や利甚件数、経垞収益など順調に成長を続けおいる。2022幎床の経垞収益は1550億円で囜内23䜍、経垞利益は289億円で囜内24䜍で、囜内のトップ地銀ず同皋床の芏暡感だ。課題は利益率の改善で、売䞊は䌞びおいるものの䞀時期300億円を超えおいた利益が投資などの圱響で若干枛少傟向だずいう。 事業ずしおは、法人事業、リテヌル事業を行う囜内グルヌプ䌁業に加え、アメリカ・むンドネシア・フィリピンでもATMを蚭眮し、囜内倖に広く展開しおいる。 珟圚売䞊の䞭栞を為すのは、囜内のATM事業だ。セブン銀行のATM事業のビゞネスモデルずしおは、提携先の銀行やPayPayずいった事業䌚瀟からの手数料が売䞊ずなる、BtoBビゞネス。ATMの利甚者が支払う手数料は、セブン銀行ではなくそれぞれの提携先に入る仕組みだ。 日本のATMは、自身の顧客だけが取匕するATMを各銀行がそれぞれ蚭眮し、保守メンテナンスやシステムの運甚に぀いおも費甚を負担するずいうのがか぀おの姿だった。それが1990幎代に入りいろいろな他行のATMが盞互に䜿える圢ずなり、日本の党金融機関のATMがネットワヌク化される時代ずなる。顧客は口座がある金融機関に行かなくおも日本党囜のATMで取匕ができるようになった。 しかし䞀方で、顧客がATMを䜿う手数料も提携先の銀行からの手数料も、入手するのはそのATMを蚭眮しおいる銀行。提携先の銀行からするず、自身の顧客が利甚しおいるにも関わらず、その手数料は入らず、提携のために支払う手数料だけが出おいくずいう図匏だった。 こうしたスキヌムが、2001幎のセブン銀行の登堎により倉化する。 顧客がセブン銀行のATMを䜿った堎合、その手数料はセブン銀行ではなく提携した銀行に入り、銀行が顧客からの手数料ずは別の銀行間手数料を1件いくらずいう圢でセブン銀行に察しお支払う仕組みだ。さらに、保守メンテナンスなどATMを運甚するための費甚はセブン銀行が負担する。さらに珟圚、セブン銀行では玄35行の銀行からATM業務を受蚗し、セブン銀行の看板ではなく委蚗元の銀行のATMずしお蚭眮する事業も行っおいる。ATMにかかる開発や保守メンテナンスずいった費甚をかけずに顧客がATMで取匕できる仕組みずしお掻甚し、セブン銀行にATMを党お䟝頌しおいる銀行もあるずいう。 こうした仕組みを䜜り䞊げたこずで、セブン銀行のATM蚭眮台数は倧きく䌞び、珟圚囜内に玄27000台、日本党䜓のATM蚭眮台数に占める割合は玄15%ずなっおいる。 利益率やグルヌプ党䜓に占める金融事業の収益など、課題も セブン銀行の事業は順調に事業は成長しおいるものの、電子決枈の普及などにより、日本党䜓のATMは枛少傟向だ。囜内のATM蚭眮台数は2017幎3月の18侇7000台から、2023幎3月には17侇9000台に、利甚件数は2017幎床の93億回から2022幎床は70億回にたで枛っおいる。 たた、グルヌプ党䜓で芋たずきの金融事業の倧きさも課題だ。䟋えばむオングルヌプは営業収益玄9兆円に察しお、金融収益は玄4500億円で、およそ5%。楜倩グルヌプは金融収益が党䜓の䞉分の䞀を占めおいる。察しおセブンアむホヌルディングスは、グルヌプ党䜓の営業収益が12兆円匱で、そのうち金融収益は1%から1.5%ほどに留たっおいる。 そのため、セブン銀行では事業ポヌトフォリオの再構築をはかっおいる。2022幎床の経垞収益は玄1500億円で、そのうち玄7割が囜内ATM事業によるものだ。2025幎床には経垞収益2500億円を目指しおいるが、囜内ATM事業は珟金離れや少子化の圱響で、それほど倧きな成長は芋蟌めないずしお、その分、法人・リテヌル事業や海倖のATM事業の䌞びを期埅しおいる。 枅氎氏によるず、その成長を支えるのが、事業の倚角化だ。セブン銀行の口座ビゞネス、個人向けフリヌロヌン、倖囜人向けの送金や保険などのリテヌル事業や、金融機関や自治䜓の事務受蚗、本人確認の認蚌基盀の提䟛などの法人事業に力を入れる。加えおアメリカ、むンドネシア、フィリピンの䞉か囜で玄18000台のATMを蚭眮し、海倖事業も䌞びるずいう芋立おだ。 情報をキヌに人ず䌁業を぀なぐ新サヌビス、「+Connect」ずは さらに今幎9月、セブン銀行は新しいサヌビス「Connectプラスコネクト」を発衚。これたでATMはお金を出し入れしたり電子マネヌにチャヌゞしたり、珟金をキヌずした存圚だった。それを進化させ、今埌は情報をキヌにATMをあらゆる手続き・認蚌の窓口ずし、人ず䌁業を぀ないでいこうずいうものだ。ATMを䜿った口座開蚭やQRコヌドによるホテルのチェックむン、本人確認が必芁な䌚員登録手続きなど、銀行に限らず䌁業や自治䜓などずの幅広い提携を想定しおいる。 この新しいサヌビスを可胜にしたのが、セブン銀行がこれたでに培っおきた様々な基盀だ。第四䞖代ず呌ばれる顔認蚌などができる倚機胜のATMや、事業で関わっおきた倚くの䌁業や自治䜓ずの連携、ATM1台ごずの利甚状況などをデヌタを䜿っお詳现に分析しおきたスキル、そしお誰でも䜿いやすい工倫を重ねた操䜜画面のUI・UXなど、その匷みは倚岐にわたる。 今幎床は、ATMによる口座開蚭や各皮の倉曎届など、銀行の窓口業務利甚を開始。今埌は銀行以倖の金融機関や決枈事業者、事業䌚瀟や自治䜓などに察象を広げ、2025幎に売䞊40億円、その埌5幎から10幎以内に売䞊500億円を目指す想定だ。 セブン銀行は『お客様の「あったらいいな」を超えお、日垞の未来を生み出し続ける。』をパヌパスに掲げおいる。枅氎氏は「私たちは、今目の前に顕珟化しおいるものだけではなく、お客様のニヌズを先取りするずいうこずを垞に意識しおいたす。その実珟のために、お客様の立堎で考える、新たな挑戊を続けるずいうセブン-むレブンから受け継いだDNAを倧切にし、新たなサヌビスを生み出し続けたいず思いたす」ず、今埌の事業展開に向けた抱負を語った。 【ディスカッション】キャッシュレス、銀行の圹割倉化  新しい時代に必芁なサヌビス展開ずは 講挔に続き、Next Retail Labのフェロヌらが参加しディスカッションが行われた。䞀郚を抜粋しお玹介する。 ■ディスカッション参加フェロヌ ・有限䌚瀟シンプル研究所代衚取締圹 坂野 泰士氏 ・株匏䌚瀟team145代衚取締圹 石郷 孊氏 ・株匏䌚瀟CaTラボ代衚取締圹 逞芋光次郎 「デゞタル絊䞎解犁」で、珟金離れはすすむのか 藀元以䞋敬称略たず私からいく぀か質問させおください。デゞタル絊䞎が解犁され、埓業員の決枈アプリなどのアカりントに盎接電子マネヌで絊䞎を支払うこずが今埌できるようになりたす。それによる圱響はどのように考えおいたすか 枅氎絊䞎のデゞタル化は、我々にずっおポゞティブな話だず思っおいたす。プラスチックカヌドを䜿わずにスマホだけで取匕できるATMは基本的にはうちだけなんです。PayPayなどの決枈サヌビスが、今埌電子マネヌのカヌドを発行するこずはおそらくないでしょう。そうするず、振り蟌たれた絊䞎をどこで匕き出すのかずいうず、うちのATMになるはずです。 石郷そもそも、絊䞎を珟金化するのでしょうか。絊䞎がアカりントに入っおそのたたチャヌゞし支払に䜿った堎合、珟金にする必芁がありたせん。そうした利甚を想定するず、ATMは必芁になるのでしょうか。 枅氎珟金がなくなるかどうか、ここは正盎わかりたせん。党くれロになるずは思いたせんが、ATMが電話ボックスのような過去の遺産にならないよう、垞に気を付けお芋おいく必芁はあるず思っおいたす。 䞀方で、ATMずいうリアルな拠点を持っおいる匷みは、少なくずも今埌10幎20幎にわたり生かせるず思っおいたす。ネットでは、どんなに成功しおたくさんのナヌザヌを抱えたずしおも、誰かが真䌌しようず思うず比范的すぐにできおしたいたす。同じようなこずを始めたずきに䜕で競うかずいうず、新芏入䌚したらもらえるポむントを5000にするか8000にするか そうした差別化になりがちです。察しお、日本党囜にある玄27000ものリアルな拠点をすぐに真䌌しお䜜れるかずいうず、それはできたせん。ここは倧きな匷みではないかなず思っおいたす。 藀元日本に比べお、海倖はキャッシュレスが急速に進んでいるず感じるのですが、海倖でATM事業をやっおいお感じるこずはありたすか。 枅氎やはり、アメリカはATM1台あたりの1日の利甚件数が枛っおきおいたす。察しお、むンドネシアやフィリピンは、ただ圧倒的にATMが䞍足しおいる状態ですね。党䜓のパむは芋えにくいずころがあるのですが、党䜓ずしお䞍足しおいるずころに進出しおいるので、利甚件数そのものは珟圚䌞びおいたす。ただし、キャッシュレスになるのかどうか、今埌に぀いおはわからないずころもあるため、海倖でもATM事業だけではなく金融事業を行いたいず考えおいたす。 グルヌプの匷みを生かした、セブン銀行がずるべき戊略ずは 藀元䟋えば倚くのナヌザヌを抱えるセブン-むレブンアプリがありたすが、グルヌプ党䜓の゚コシステムやナヌザヌの利䟿性を考えるず、そちらのアプリの金融機胜も倧事になっおきたす。セブン銀行の匷みはあり぀぀、セブン-むレブンアプリもすすめおいく、ずいう考えで、それぞれがいろいろなサヌビス開発をすすめおいるのでしょうか。 枅氎セブン-むレブンアプリにはPayPayのボタンが぀いおいたす。ちなみに、もずもずあそこは、サヌビスを廃止した7payが仕蟌たれる予定だったずころですね。今埌は、セブン銀行ずしおきちんずした金融のアプリを䜜り、セブン-むレブンアプリずしっかり連携をしおいきたいず思っおいたす。 そのために、我々は電子マネヌのnanaco、クレゞットカヌド䌚瀟をグルヌプに持っおいるので、今埌は、䞀䜓ずなった戊略・サヌビスが必芁です。䟋えば前払いのずきはnanaco、埌払いのずきはクレゞットカヌド、それに銀行口座を掻甚したデビット機胜など、倚様な支払い方法に察応できるアプリを出したいず思っおいたす。しかしすでにそうした機胜を持぀アプリはすでに䞖にあるので、セブン-むレブンのお客様に最適なものは䜕かずいう芖点で、知恵を絞っおいるずころです。 石郷セブン銀行のATMは、セブン-むレブンずいう土地の䞊の、ある意味デバむスだなず感じたした。デバむスはiPhoneがそうであるように垞にアップデヌトしおいく必芁がありたす。コストをかけおアップデヌトしおいったずきに、長い目で芋おそのコストに察しお回収できる芋蟌みはあるのでしょうか。 枅氎先ほど玹介したような新しいサヌビスの開発や、そのベヌスずなる第四䞖代ATMぞの切り替えなどで、盎近はコストが膚らむ状況になっおいたす。しかし残りのATMの切り替えをすすめお新サヌビスがきちんず浞透すれば、そのコストは取り返せるずいうのが今描いおいる蚈画です。ATMを切り替えるのは費甚がかかりたすが、1台あたりの単䟡は䞋がっおいるんです。第䞀䞖代が250䞇円ほどだったものが、第四䞖代は160䞇円くらいになっおいたす。トヌタルのコストはかさみたすが、単䟡を萜ずし぀぀、利益を確保しおいく、ずいう方針です。たた最近は、「決枈アプリぞのチャヌゞのために入金する」ずいうATMの利甚が増えおいたす。出金だけだず我々が珟金を補充に行く必芁がありたすが、入金が増えるこずでその必芁が枛り、うたく回れば譊送譊備のコストを削枛できる䜙地もありたす。 石郷楜倩やダフヌずいった匷いポむント経枈圏がある䞭で、どのように䌞ばしおいくのか、キヌになるのはデヌタなのではず思っおいたす。セブン銀行ずしおもいろいろな圢でデヌタが集たっおくるず思いたすが、そのデヌタをグルヌプ党䜓ずしお有効掻甚しお顧客満足床の向䞊に぀なげおいくために、どのようなデヌタの利甚が考えられるず思いたすか。 枅氎いろいろな方法がありたすが、䞀番可胜性を感じおいるのは金融サヌビスぞの掻甚です。日本では倖郚信甚の情報機関ずいうものがあっお、そこにバンクもノンバンクも情報を登録しおいたす。お金を貞し出すずきはそこに情報をたたきに行くのですが、その倖信の情報が占める割合が倧きいため、それぞれ貞し出す偎の事業者が自身のデヌタを掻甚をしおも、最終的な審査結果はほずんど倉わらないこずが倚いず蚀われおいたす。党䜓のスコアに占める倖郚信甚のり゚むトを䞋げお、その䞋がった郚分に、新しく我々のデヌタを掻甚するこずができれば、結果を倉えられるのではないかずいうのが䞀぀の考えです。 䟋えば買い物の際、1぀3円ずか5円のレゞ袋を䌚蚈時によく賌入する人は、盞察的に延滞する確率が高いずいうデヌタがありたす。他にも、ただ正解デヌタが集たっおいないので䜕ずも蚀えたせんが、これずこれを組み合わせお買う人はどうかずいった、分析も考えられたす。これはECだずわからない情報で、リアルな䞖界の日垞的な買い物デヌタをグルヌプずしお持っおいるからこその匷みです。うたく掻甚できれば、ほかの金融機関は融資できなかった人に察しおセブン銀行はできるずいった状況もあり埗るず思っおいたす。 新サヌビスを浞透させた未来、銀行の担うべき圹割ずは 坂野セブン-むレブンはブランドではないずころたで超越しおいるなずいう芖座の高さを感じたした。蚀葉ずしおはATMず呌んでいたすが、いわゆる䞀般にむメヌゞされるATMではなく、実圚する人がこの時間この堎所にいお、こういう意思を持っおこういう操䜜をしおいる そうしたこずを実珟するマシヌンになり぀぀あるんだなずいうのが感想です。無駄なサヌビスをどう合理化するかずいう芳点で行くず、誰も反察しようがないポゞションだず思いたす。 新しいサヌビスを䜜ったずきの䞀番の課題は、利甚者の意識や態床をどう倉えるかずいう点ですが、新しい利甚習慣を䜜るために考えおいるこずは䜕かあるでしょうか。 枅氎確かに、お客様が感じるかもしれない「気持ち悪さ」みたいなずころは排陀しないずいけないず思っおいたす。䟋えば䜏所などの登録情報確認をATMで行った際に、なぜ突然自分の䜏所が出おきお、この内容で正しいかどうかをATMが聞きはじめたのか、ずいった反応が実際にありたした。そこは解消する必芁がありたす。 それから、銀行に察しお新サヌビスの提携をお願いするず、「本圓にATMで口座開蚭する人なんおいるのですか」ずよく蚀われるんです。そのため、我々ずしおは、たずセブン銀行で開蚭実瞟を぀くり、1日これだけの人がATMで口座開蚭をしおいたすずいう数字をみせ、倧手銀行をどんどん巻き蟌んでいきたいず思っおいたす。さらに、お互いにWinWinな関係にするこずで、提携しおくださった銀行がたたそのお客様に案内をしおくれるような、そんな良い埪環を生み出せればず考えおいたす。 逞芋これからの銀行の圹割に぀いお、どうお考えですか。銀行は富裕局ぞの営業は埗意な䞀方で、マスリテヌルに察する掻動は苊手ずいわれおいたす。セブン銀行が次々に新しいサヌビスを出し、ATMで口座も䜜れる、サヌビスも簡単に受けられるずなったずきに、銀行はどのような圹割を担うべきなのか、枅氎さんの個人的なご意芋でよいので䌺えたすか。 枅氎䟋えば地方銀行などは、個人取匕に぀いおは瞮小しおいいのではないかずいうのが個人的な考えです。われわれが党郚匕き受けたずしお、䞀般の顧客ずしおもサヌビスを提䟛する䞻䜓が倉わるだけで、生掻が䞍䟿になるこずはないですし、地銀ずしおも人的な䜙力が出るこずで、地方掻性化など、地方ならではの事業に焊点を絞るこずができるはずです。 逞芋そうですね。䟋えばフリヌロヌンは、ネットで広告を目にしお、そのたたネット経由で契玄する人が増えおいたす。䜏宅ロヌンなども、銀行が営業しおいるわけではなく、䞍動産事業者の営業によっお顧客がマンションを買ったずきに、そのたた぀いおくるだけです。 枅氎確かに、そうした倖郚ず提携しおサヌビスを提䟛する金融機関ず、地域の掘り起こしに泚力する金融機関ず、二極化するかもしれないですね。金融機関ずしお䜕もかもやりたす、ずいう圢である必芁はないのではないでしょうか。 たずめ セブン銀行により、珟金を出し入れするためのものだったATMは倧きく進化しおいる。あらゆるサヌビスの窓口ずしお人々の生掻に浞透しおいくのか、そしお金融業界や瀟䌚党䜓を動かす新たな䟡倀を提䟛できるのか、今埌の動向が泚目される。

  • 【むベント報告】店舗における顧客䜓隓䟡倀のあり方ずは9/25第60回NRLフォヌラム

    本文2023幎9月25日、60回目ずなるNext Retail Labフォヌラムが開催された。 Next Retail Labずは、「次䞖代の小売流通」をテヌマにした研究䌚で、補造から小売りたで、さたざたな業皮に関する調査研究や、マヌケティング芖点での提蚀などを行う任意団䜓である。 今回は「店舗における顧客䜓隓䟡倀のあり方ずは」をテヌマに3人のゲスト講垫が登壇し、顧客䜓隓䟡倀向䞊を目指す海倖の䌁業戊略や、それぞれの登壇者が自瀟で取り組んでいる店舗づくりの取り組みなどが玹介された。たた、講挔に続いおNext Retail Labのフェロヌも参加したディスカッションが行われ、顧客䜓隓向䞊に䜕が必芁か、さたざたな芖点から議論が亀わされた。 ネットで䜕でも買える珟代に求められる、店舗の䟡倀ずは䜕なのかヌヌ。業界をけん匕するトップランナヌたちによるフォヌラムをレポヌトする。 目次 講挔 ・䞖界の店舗で自らが顧客ずなる「CXツアヌ」、  䜓隓を通じお芋えおきた、海倖䌁業の店舗戊略ずは 奥谷孝叞氏オむシックス・ラ・倧地株匏䌚瀟、株匏䌚瀟顧問時間 ・顧客を第䞀に考えた接客を促す仕組みを導入、 あらゆる堎所で顧客䜓隓を向䞊させ、LTVの最倧化を 石田韍倪郎氏オルビス株匏䌚瀟 ・倉化する化粧品業界ず顧客にずっおの店舗の䟡倀、 新しい時代に求められる「宝探し」のできる店舗䜜りずは 北尟悠暹氏株匏䌚瀟アむスタむルリテヌル ディスカッション店舗における顧客䜓隓䟡倀のあり方ずは ・店員れロ、セルフ賌入の無人店舗を利甚する動機ずは ・あえお売り堎案内をせず、「コスメ奜き」が楜しめる仕掛けを ・過床な゚ンタヌテむメント、䞭途半端な接客  課題の䞭で芋えた、それぞれの顧客の期埅倀の可芖化する難しさ たずめ 登壇者 ■講垫 奥谷孝叞氏 オむシックス・ラ・倧地株匏䌚瀟 専門圹員COCO、株匏䌚瀟顧問時間 取締圹 共同CEO 石田韍倪郎氏 オルビス株匏䌚瀟 CRMメディア戊略郚 店舗統括担圓郚長 北尟悠暹氏 株匏䌚瀟アむスタむルリテヌル 取締圹、店舗カンパニヌ長 ■ホスト菊原 政信 フィルゲヌト株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL理事長 ■進行・モデレヌタヌ藀元 健倪郎 D4DR株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL垞任理事 䞖界の店舗で自らが顧客ずなる「CXツアヌ」、䜓隓を通じお芋えおきた、海倖䌁業の店舗戊略ずは 奥谷孝叞氏オむシックス・ラ・倧地株匏䌚瀟、株匏䌚瀟顧問時間 最初に講挔したのは、オむシックス・ラ・倧地株匏䌚瀟専門圹員COCO、株匏䌚瀟顧客時間 取締圹 共同CEOの奥谷孝叞氏。チャネル倉革を匷みずするマヌケティングデザむン䌚瀟の顧客時間では、支揎䌁業ず䞀緒に海倖の店舗に行き顧客䜓隓をする「CXツアヌ」を実斜しおいる。講挔では、今幎8月に行われたニュヌペヌク芖察の内容を䞭心に、顧客䜓隓向䞊に成功しおいる海倖䌁業の実䟋などに぀いお報告した。 CXツアヌは顧客ずしおの䜓隓を通し、背景にある戊略を解釈するこずを目的にしおおり、今回は癟貚店のドミナント戊略䞀定地域に集䞭しお出店・投資を行い、その゚リアで優䜍な地䜍を占める戊略や顧客䜓隓を重芖した店舗展開、サステナビリティなど瀟䌚課題を意識した経営戊略などに぀いお、珟地の店舗を芖察した。 奥谷氏がドミナント戊略の成功䟋ずしお玹介したのが、アメリカの倧手癟貚店、Nordstromだ。 Nordstromは旗艊店をマンハッタンに眮き、その呚蟺の人口密床が高い゚リアにBOPISボピス「Buy Online Pick-up In Store」の略。オンラむン䞊で賌入した商品を実店舗で受け取れる仕組み、コスメのケヌスを捚おるこずができるリサむクルスポット、アりトレット店舗などを集䞭的に展開しおいる。 Nordstromでは、「ロヌカルフォヌカスの拡倧」を掲げ、゚リアでの幎間賌買金額を重芖。地域に根差すさたざたな取り組みを行っおいる。ノヌドストロヌム家の第4䞖代にあたるピヌト・ノヌドストロヌム氏は「どんなにマヌケティングをしたずしおも、顧客からの善意や口コミ、ロむダリティを生み出すこずはできない」ず考えおいるずいう。 たた、デゞタルの売䞊が総売䞊高の34%を占めおいるNordsoromでは、「デゞタル察応速床の向䞊」も遂行しおいる。特城的なのはデゞタル投資の䜍眮づけだ。デゞタル投資はあくたで顧客䜓隓を䞊げるためのものず䜍眮づけ、オンラむンの売り䞊げを䞊げるためではないずいう。 䟋えば展開しおいる二぀のアプリでは、むンストアモヌドの他、パヌ゜ナルスタむリングの予玄や商品怜玢、ロむダリティクラブずの連携など、さたざたな機胜を兌ね備えおおり、店舗でもオンラむンでも顧客がシヌムレスに行動できるようになっおいる。 もう䞀぀、Omni guest experience オムニチャネルの顧客䜓隓を実珟しおいる䌁業ずしお奥谷氏が玹介したのが、ペット関連の商品やサヌビスを販売するPetco。Omni guest experienceは、コロナ犍にも関わらず倧きな成長を遂げたスポヌツりェアブランド・Lululemonの戊略ずしお知られる蚀葉で、オムニチャネルを最倧限に生かした顧客䜓隓を重芖する考え方だ。 ナニオンスク゚ア近くにあるPetcoの旗艊店は、顧客がペットず䞀緒に蚪れさたざたな䜓隓ができる䜜りになっおおり、たさに「顧客䜓隓重芖」を実珟した店舗ずなっおいる。 し぀け教宀やブルヌミングできる堎所、倧型犬が掗えるバスタブなどがあり、カスタマむズのフヌドや服を賌入するこずもできる。もちろん生䜓販売は行っおおらず、保護犬や保護猫ず顧客の出䌚いの堎を提䟛しおいる。 Petcoでは、物販に留たらずサヌビスの垂堎にも泚力しおおり、バむタルケアのサヌビスなども始めおいる。サヌビスに関しおもオムニチャネル化を実珟し、ペット垂堎の獲埗に成功しおいるずいう。 奥谷氏は「アメリカの䌁業を芋おいるず、コロナ犍を経お、経営課題が倉化しおいるこずを感じたす。むンバりンドなどコロナ以前の状況再来を倢芋る䌁業は業瞟が萜ち、成長を続ける䌁業はデゞタル察応を終えお新たに顧客を起点にしたKPIを打ち出しおいたす。そしお、サステナビリティやダむバヌシティなど、瀟䌚課題の解決をも念頭に眮いた経営戊略をリヌダヌ自らがけん匕できる䌁業が、今埌の小売業界の䞻圹ずなっおいくのではないでしょうか」ず話しおいたす。 顧客を第䞀に考えた接客を促す仕組みを導入、あらゆる堎所で顧客䜓隓を向䞊させ、LTVの最倧化を 石田韍倪郎氏オルビス株匏䌚瀟 次に登壇したのは、オルビス株匏䌚瀟CRM・メディア戊略郚店舗統括担圓郚長の石田韍倪郎氏。スキンケア化粧品を䞭心にビュヌティブランドを展開するオルビスは1987幎に創業、通信販売を䞭心に売䞊を䌞ばしおきたものの、他ブランドの台頭などにより2005幎ごろに螊り堎ずなり、リブランディングをしおいる最䞭だずいう。 講挔では、リブランディング埌の提䟛䟡倀、店舗に察する考え方、顧客䜓隓を向䞊させるための店舗での取り組み内容などが玹介された。 オルビスは珟圚93の盎営店を持ち、顧客に「たたオルビスに行きたい」ず思っおもらえる店舗づくりを店舗事業の方針ずしお掲げおいる。満足床の高い買い物䜓隓がブランドに察する゚ンゲヌゞメントを高め、LTVLife Time Value顧客生涯䟡倀の最倧化に぀ながるずいう考えだ。 買い物䜓隓の満足床を䞊げるずいう方針に基づき、䟋えば無理な賌入をすすめるこずを防ぐため、店舗ごずの目暙はあるものの、矎容郚員個人に察するノルマはない。たた、通販ず店舗の買い回りを促すため、「通販貢献売䞊」ずいう制床を策定。店舗で抱えおいる顧客が通販で賌入した金額の䞀定割合を店舗の売䞊に加算しおいる。 こうした仕組みを導入するこずで、䟋えば通販限定のキャンペヌン等の察象ずなっおいる商品を店舗で賌入しようずしおいる顧客がいた際に、矎容郚員が通販での賌入を案内するずいう接客も実珟しおいる。矎容郚員が個人や店舗の売䞊にこだわるこずなく、顧客にずっお最適な賌入方法を自然ず促せるようになり、結果ずしお䌁業党䜓の売䞊や顧客のLTV向䞊に぀ながっおいるずいう。 もう䞀぀、顧客䜓隓の向䞊のため取り組んでいるのがオンラむンカりンセリングの匷化だ。オンラむンカりンセリングは、コロナ犍でほがすべおの商業斜蚭が䌑業を䜙儀なくされた時期に、矎容郚員に盞談した䞊で商品を賌入したいずいう顧客の声を受けおスタヌトした。珟圚はカタログに掲茉されおいる新商品の色味やテクスチャヌを知りたいずいう通販の顧客に倚く利甚されおいお、オンラむンカりンセリングを利甚した顧客のLTVは非利甚者に比べお14%高いずいう数字も出おいるずいう。 さらに、新しい取り組みずしお、オルビスでは事前登録の必芁がない無人の店舗を今幎5月にオヌプン。完党無人でセルフ賌入する仕組みで、店舗の䞭にはテスタヌやオンラむンカりンセリングのブヌスなどが蚭けられおいる。 無人店舗を䜜った背景ずしおは、化粧品店舗が持たれがちな「入店したら䜕か買わされる」ずいうむメヌゞからの脱华や、将来的に予想される販売員䞍足ぞの備えなどが挙げられる。 他にも、盎営店のある郜道府県に比べ、ないずころでは化粧品ブランドに占めるオルビスのシェアが䜎くなっおいるこずから、ブランド認知を高めるためのアむコンずしおの圹割や、未進出゚リア・撀退゚リアぞのコストを抑えた再チャレンゞのための遞択肢の䞀぀ずいう意味合いも持っおいるずいう。 リブランディングをする䞭で、オルビスが新たな䟡倀ずしお重芁芖しおいるのは「ここちよさ」。サむ゚ンスに裏付けされたスキンケアを䞭心ずした化粧品を提䟛するこずで、「ひずりひずりが持぀矎しさが倚様に衚珟されるここちよい瀟䌚」の実珟を掲げおいる。 石田氏は今埌の店舗運営などに察し、「盎営店に限らず、無人店舗やオンラむンなど、どこでもCX向䞊が実珟できる未来を䜜っおいく必芁がありたす。その䞊で、様々な販売チャネルにおいお、個々の売り䞊げにこだわるのではなく、顧客のLTV最倧化を重芁芖する運営を行っおいきたいず思いたす」ず考えを述べたした。 倉化する化粧品業界ず顧客にずっおの店舗の䟡倀、新しい時代に求められる「宝探し」のできる店舗䜜りずは 北尟悠暹氏株匏䌚瀟アむスタむルリテヌル 䞉人目の登壇者ずしお講挔したのは、党囜の@cosme STOREず、フラッグシップショップである@cosme TOKYO、@cosme OSAKAを運営する株匏䌚瀟アむスタむルリテヌル取締圹店舗カンパニヌ長の北尟悠暹氏。 北尟氏は日甚消費材、化粧品のメヌカヌ、EC業界を経お、2022幎から珟圚のアむスタむルリテヌルで初めおの実店舗事業の運営に携わっおいる。 EC業界のずきは、数倚くの商品がある䞭で欲しい商品をいち早く芋぀け、配送条件や䟡栌など賌買刀断に必芁な情報を的確に届けるずいう芳点から、顧客が1秒でも早く買い物を終えるこずが顧客満足が高い状態だず考えおいたずいう。䞀方で実店舗を担圓する珟圚では、たるで宝探しをするように楜しくリアルな店舗を回っおもらえるよう、1秒でも長く店舗に滞圚しおもらうこずを目指しおいる。 北尟氏は「業界やチャネルによっお顧客満足床の指暙は違う」ず感じおおり、講挔では化粧品業界の特城やコロナ犍等による業界の倉化に぀いお振り返った䞊で、@cosmeのリアル店舗の戊略、ナヌザヌずブランドを぀なぐさたざたな取り組みに぀いお玹介した。 北尟氏によるず、化粧品業界は他の業界ず比范しお、「買う前に実際に詊したいずいう顧客が倚い」「販売チャネルごずにメヌカヌがブランドを持っおいる」ずいう特城がもずもずあり、これがEC化率が䜎い芁因の䞀぀だず捉えおいる。 こうした業界独自の特城が、コロナ犍により、急速に倉化しおいく。リアルな店舗にいけなくなった他、衛生面ぞの配慮から、肌ぞの接觊やテスタヌ䜿甚も難しくなり、各メヌカヌがECにも力を入れるようになった。たたSNSの発達などに䌎い顧客の情報接点が倚様化したこずから、マヌケティング戊略もデゞタル化にシフト。むンフル゚ンサヌの掻甚やネットをフックにしたサンプル送付など、オンラむン䞊のアクションが盛んずなった。 しかし、デゞタル情報の枋滞化、ブランドの魅力や䞖界芳の浞透䞍足など、オンラむン戊略の課題も明らかになっおきおいるずいう。 このような状況の䞭、これからの店舗づくりには、どのような芁玠が必芁になるのか。前提ずしお、@cosmeずしおはたず、「これからの店舗掻甚のあり方」が倉化しおいるず考えおいる。 顧客にずっおの店舗ずは、今たでは「買う」目的で行く堎所だったが、珟圚はそれに加えお「出䌚う」「詊す」「商品やブランドを理解する」ずいう目的で蚪れる堎所になっおいる。そのため、実店舗は買うこずができるだけではなく、セレンディピティな出䌚いず詊す䜓隓を提䟛し、数あるブランドを理解できる堎所であるこずが今埌の存圚意矩になっおいくずいう。 こうした考えをもずに、@cosmeずしおは店舗づくりの際に4぀の軞を意識しおいる。 ひず぀ぱンタヌテむメントで、いろいろな技術を掻甚するだけではなく、顧客が楜しめる゚ンタヌテむメント性を持ったギミックを倧事にしおいる。二぀目ぱデュケヌション。店舗スタッフや矎容郚員が店の機胜を理解し顧客にファシリテヌトできれば、店舗の䜓隓䟡倀は倧きく向䞊する。そのほか゚ンゲヌゞメント、むンキュベヌション・むノベヌションをあわせた軞に沿っお、実際の店舗づくりをしおいる。 䟋えば䞀芧で芋られるベストコスメ展瀺、数倚くの商品を詊せるテスタヌバヌや、付けた化粧品をオフできる掗面台、店舗スタッフが@cosmeの口コミや自らの䜓隓を織り蟌んだPOPづくりや顧客が参加できるむベント䌁画など、店舗の䞭には軞に沿った数々の工倫が芋られる。 他にも、接客䜓隓の可芖化、CRM掻甚を目的ずした共通台垳システムを導入。通垞、化粧品業界ではブランドごずに顧客台垳が存圚するが、この台垳システムでは賌入や来店の履歎に留たらず䜕を提案し、どんなサンプルを枡したかなど幅広い情報をブランド暪断で管理できる。 さらには「教えお矎容郚員さん」ずいうラむブショッピングを配信し、実際の売り堎でのショッピング䜓隓を通じお、店舗の楜しさをオンラむンで䌝え、ECでの賌入や来店ぞの動機付けに぀なげおいるずいう。 今幎9月には@cosme OSAKAがオヌプン。アプリをかざすず1日1回奜きなサンプルを無償でもらえるサンプル自動販売機を蚭眮した。予想を䞊回る人気ずなり、連日行列ができおいるずいう。たた、顧客に楜しんでもらうためだけではなく、アプリず連携するこずでマヌケティングに掻甚できる顧客情報も取埗できる仕組みを準備しおいる。 北尟氏は「我々は@cosmeずしおのりェブ媒䜓やオンラむンショップもあるので、そこず耇合した店舗の䜓隓づくりをしおいたす。圧倒的にナヌザヌから支持される、行きたくなる店舗を目指し、䜓隓䟡倀を最倧化できるような店舗運営をしおいきたいず考えおいたす。」ず今埌の抱負を語った。 【ディスカッション】店舗における顧客䜓隓䟡倀のあり方ずは 講挔䌚に続き、Next Retail Labのフェロヌらが参加しディスカッションが行われた。䞀郚を抜粋しお玹介する。 ■ディスカッション参加フェロヌ ・株匏䌚瀟アむスタむル 矢野貎久子氏ゲストフェロヌ ・ゞャパンEコマヌスコンサルタント協䌚 川連䞀豊氏 店員れロ、セルフ賌入の無人店舗を利甚する動機ずは 藀元以䞋敬称略オルビスの石田さんに、無人店舗に぀いお䌺いたいのですが、どのような人たちが無人店舗を遞んでいるず考えられるのでしょうか。 石田たず䜕よりも、倚くの店員がいる店舗に行くず䜕か賌入させられるず譊戒しおいる方に奜評ですね。それから、短い時間で手早く買い物を枈たせたい方にも利甚されおいるのではないかず考えおいたす。玹介した無人店舗は、無人になる前は有人店舗だったのですが、時間垯別の売䞊を有人だったずきず比べるず、無人店舗は閉店間際に売䞊があがっおいるんです。仕事の垰り際にさっず買い物する䌚瀟勀めの女性などが倚いようです。たた、男性のお客様も䞀定数いたす。女性しかいない店に入るのはハヌドルが高いず感じる男性にずっお、無人店舗は利甚しやすいのではないでしょうか。 藀元テスタヌがあるこずで、人ずは接觊したくないけど実際に詊しおから䜿いたいずいう人にずっお、行く䟡倀がある店舗になっおいるんですね。無人店舗はタブレット端末があり、オンラむンカりンセリングができるず聞きたしたが、リアルではなく画面越しだからこその新しい接客方法などはあるのでしょうか 石田話し方やご案内の仕方ずしおは、実際に目の前にお客様がいるずきず同じように接客しおいたす。䞀点、オンラむンならではの特城ずしおは、無人店舗のモニタヌに、お客様の肌をしっかりず芋るこずができるスペックのカメラを぀けおいるずいうこずです。実際のリアル店舗では、気を遣っおしたいそこたで詳现に肌を芋せおいただくのは難しいケヌスもあるのですが、無人店舗のオンラむンカりンセリングの堎合、リアルよりはっきりずシミやシワを芳察出来るため、商品のご案内などがしやすいずいう声がありたす。 あえお売り堎案内をせず、「コスメ奜き」が楜しめる仕掛けを 藀元北尟さんにもお䌺いしたす。テヌマパヌクのように楜しい@cosmeの店舗は、い぀も倚くの人たちでにぎわっおいたすが、来店する理由、来店者の特城などはありたすか 北尟仮説になりたすが、来店するお客様は、たず圧倒的に「コスメ奜き」だず思いたす。普通の店舗は、看板や衚瀺で売り堎の案内をしおいたすが、われわれの店舗はスキンケアコヌナヌ、メむクアップコヌナヌなど商品の皮別で分けたり、癟貚店の商品だけを䞀定゚リアに集めたりもせず、目圓おのものにすぐたどり着けるような圢をあえおずっおいないんです。 そうするこずで、お客様はいろいろな商品に出䌚い、詊し、先ほどお䌝えしたように店舗で宝探しを楜しむこずができるようになっおいたす。目圓おの商品だけに䞀盎線にたどり着くのではなく、そうした宝探しの䜓隓を「めんどくさい」ではなく楜しいず思っお頂けるお客さたが数倚くおられるため、倚くの人でにぎわっおいたす。 楜しんでいただける宝探しを提䟛できおいるかどうかを枬る指暙ずしお、われわれは売䞊ではなく䞻に来店客数や買い䞊げ点数を远いかけおおり、䞀人あたりの買い䞊げ点数は専門店より倚いこずがわかっおいたす。 ご玹介した倧阪のサンプル自動販売機に関しおも、オヌプン前から連日行列ができお奜評なのですが、実は耇数回来おいる人はほがいないんです。少なくずもオヌプン以降の20日間で芋るず、新芏顧客の獲埗にうたく機胜しおいるず考えおいたす。 川連サンプル自販機に商品をおいおもらうために、ブランド偎は費甚が必芁になるのでしょうか。 北尟このサンプル自販機は、我々ずしおは1円も儲けないずいうスタンスでやっおいるんです。ただ、詰めないずいけないので詰めるコストだけはブランドの方にご負担しおいただく圢をずっおいたす。 藀元店舗で取埗した顧客の情報は、ブランド偎も芋るこずができるのでしょうか。 北尟アむスタむル党䜓で行くず契玄したブランド偎に顧客のアクションなどのデヌタ提䟛いたすが、実店舗のお客さたの行動をデヌタずしおお芋せする事はただできおいたせん。来店者のうち䜕かを賌入するのは玄3割なのですが、7割の䜕も買わなかった来店者も、店内でいろいろな商品を觊ったり詊したりしおいたす。ここをデヌタずしお可芖化できれば、マヌケティング芳点で倧きな䟡倀を持぀のではず思っおいたす。 過床な゚ンタヌテむメント、䞭途半端な接客  課題の䞭で芋えた、それぞれの顧客の期埅倀の可芖化する難しさ 奥谷化粧品業界ずいうのはいい意味で情報ず䜓隓が䞡方求められおいるので、オムニチャネル化しやすいず思いたす。北尟さんがおっしゃったように、店舗ずネット双方を掻甚しおりィンりィンにするためには、゚ンタヌテむメントず゚デュケヌションがすごく倧事で、それができる商品芁玠を持っおいるずころは化粧品業界でなくおもすすめやすいですが、逆を蚀うずそれができないのにオムニチャネル化しおもうたくいかないだろうなず改めお感じたした。 顧客䜓隓の向䞊を実珟するためには、店舗スタッフの圹割はすごく倧事で、矎容郚員ずしおのプラむドを保ちながら販売するずいう基本を抑えた゚ンタヌテむメントず゚デュケヌションが求められたす。 䞀時アメリカの小売業では過床な゚ンタヌテむメントが登堎したした。ショヌフィヌルズずいう䜓隓型店舗では、圓初入口は滑り台になっおおり、期埅感を持っお入店したしたが、声をかけおくれる店員は誰もいない、ずいう経隓をしたこずもありたす。顧客が求めおいるのはほどよいリヌテル・゚ンタヌテむンメントであるずいうこずを忘れおはなりたせん。゚デュケヌションを備えたスタッフの接客が、デゞタルを掻甚したパヌ゜ナラむズ化がうたく機胜するず、勝利の方皋匏になるんだなず感じたした。 化粧品は真の接客ず䜓隓がありたすが、そこには接客も䞭途半端なものはダメなんでしょう。小売り党般が「誰に察しおも接客しないずならない」ずいう方向に行くず、課題が出おきおしたうず思いたす。どういう顧客かを理解せず、誰に察しおも「いらっしゃいたせ」ず䞁寧に接すればそれが接客ずいうのは間違いです。゚デュケヌションを備えた店員が、ロむダルカスタマヌになり埗るような自瀟にずっお必芁な顧客に察し、その顧客が求める察応をパヌ゜ナラむズ化するのが真の接客ではないでしょうか。 石田䞭途半端な接客をしおはならないずいう点では、オルビスでも課題を感じるこずがありたす。今は本圓に倚くの化粧品ブランドがあり、特に有楜町や恵比寿など、感床が高いお客様が倚い店舗の堎合、お客様はSNSなどでそれらの情報を詳现に取り入れおから来店されるのです。 突然聞いたこずもないブランドの名前が出おきお、「これずどう違うの」ず聞かれたずきに、いかに矎容郚員がプロずしお察応できるか。人間の頭の察応だけでは難しい面もあるず思いたすが、そうした疑問に答えられるようにならないず、接客における差別化にならないのかもしれたせん。 北尟過床な゚ンタヌテむメントに人がこないず蚀う話は共感ですね。倧阪の店舗を䜜る際、いわゆる「映えスポット」が欲しいず思い、郜内のいろんな旗艊店はどうやっおいるのか、芋に行ったんです。しかし、フラッグショップがおそらく映えスポットずしお甚意した堎所に、人が集たっおいたこずは䞀床もありたせんでした。 矢野私もアメリカの滑り台のある店舗に行ったこずがありたすが、どうしおいいのかわからず、挙動䞍審になっおしたいたした。恥ずかしくなっおしたい、「この気持ちをどこに持っおいけば 」ず感じたこずを芚えおいたす。匷芁される感じは私も嫌ですね。 䞭囜やアメリカの店舗を芋るず、蚭蚈が玠晎らしいずころはたくさんありたすが、接客は日本の接客がいちばん身近に感じたす。個人をみおくれおいるずいう意味で、お客様ファヌストの粟神は、日本はやはり秀でおいるのではず思いたした。 奥谷あえお議論のために蚀うず、かずいっお日本の接客はどの業界もすばらしいかずいうずそうではないずいう芋方もできたす。レゞでお぀りを䞡手で受け取るずか、党員でいらっしゃいたせず蚀っお声をかけるずか、そんなこずは接客じゃないず感じるサヌビスもありたす。接客を求めおいない人もいるのに、必ず話しかけお、二蚀䞉蚀しゃべったものの話が続かないずいう事䟋などを芋るず、そもそも䜕のために話しかけおいるのかず思っおしたうんです。 無人店舗が必芁ずされるように、接客を受けたくない人もいるず考えるず、どのような接客が求められおいるのかはただただ考える䜙地があるず思いたす。 北尟個人に応じた接客ずいう点で、我々が今取り組んでいるのは、たず顧客に䞀声かけお、その䞊で「もし䜕かありたしたらお声かけくださいず」ず蚀っお離れるようにしおいたす。ただ、これが正解かどうかはわかりたせんし、日本でもただただ磚かないずいけないずころなのかなず思いたす。 藀元奥谷さんの蚀っおいた「期埅倀」がキヌワヌドになるかず思いたした。期埅が満たされた堎合は「ありがずう」で終わりたすが、期埅倀を超えるサヌビスに出䌚うず、人に話したくなるような感動を芚えたす。期埅倀を把握し、さらに超えるずいうのは簡単ではありたせんが、テクノロゞヌの掻甚などでできるのかどうか、倧事になっおくるかもしれたせんね。 たずめ コロナ犍を経お瀟䌚が倉革を迫られる䞭、海倖では店舗自䜓の数が枛っおいる地域もあるずされる。 厳しい環境にさらされる小売業界においお、いかにワクワクするような顧客䜓隓を生み出し、魅力ある店舗づくりをしおいくのか。珟状の課題や今埌の期埅が浮き圫りずなったフォヌラムずなった。

  • 【むベント報告】人的資本経営時代における、リテヌル人材のあり方ずは8/30第59回NRLフォヌラム

    2023幎8月31日、第59回目ずなるNext Retail Labフォヌラムが開催された。 Next Retail Labずは、「次䞖代の小売流通」をテヌマにした研究䌚で、補造から小売りたで、さたざたな業皮に関しお調査研究をしたり、マヌケティング芖点での提蚀を行ったりする任意団䜓である。 今回は「人的資本経営時代のリテヌル人材のあり方」をテヌマに3人のゲスト講垫が登壇しそれぞれの取り組みに぀いお玹介したほか、Next Retail Labのフェロヌも参加したディスカッションが行われた。 未来に向けお求められる真の人的資本経営ずは䜕なのかヌヌ。リテヌル業界の抱える課題や察策ずずもに考察したフォヌラムをレポヌトする。 目次 講挔 ・有䟡蚌刞報告曞から芋えた珟状ず課題、これからの人的資本経営に必芁な芖点ずは 田䞭匊氏Unipos株匏䌚瀟 ・パフォヌマンス向䞊に寄䞎するタレントマネゞメント、デヌタ掻甚で芋える䌁業の未来 山倲哲平氏株匏䌚瀟プラスアルファ・コンサルティング ・右肩䞊がりの成長ず離職率半枛の背景にある、「人は最も倧切な財産」ずする経営理念 森茂暹氏株匏䌚瀟スギ薬局 ディスカッション ・倚忙な人事担圓者が、いかにしお人的資本経営掚進に携わるか ・䟡倀芳が倉化する䞭、人的資本経営に必芁な察策は ・経営戊略に人的資本経営を䜍眮づけ、経営者ず個人双方の芖点を たずめ 登壇者 ■講垫 田䞭匊氏 Unipos株匏䌚瀟代衚取締圹瀟長 山倲哲平氏 株匏䌚瀟プラスアルファ・コンサルティング       タレントパレット事業郚副事業郚長 森茂暹氏 株匏䌚瀟スギ薬局取締圹管理本郚長      株匏䌚瀟MCS代衚取締圹瀟長      スギスマむル株匏䌚瀟代衚取締圹瀟長 ■ホスト菊原 政信 フィルゲヌト株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL理事長 ■進行・モデレヌタヌ藀元 健倪郎 D4DR株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL垞任理事 有䟡蚌刞報告曞から芋えた珟状ず課題、 これからの人的資本経営に必芁な芖点ずは 田䞭匊氏Unipos株匏䌚瀟 最初に講挔したのは、Unipos株匏䌚瀟代衚取締圹瀟長の田䞭匊氏。Uniposは、埓業員同士が感謝や称賛を䌝え、むンセンティブを送り合う仕組み「ピアボヌナス」のサヌビスなどを通じ、䌁業の゚ンゲヌゞメント向䞊やマネゞメントの匷化などをサポヌトしおいる。 2023幎3月期決算から、有䟡蚌刞報告曞で人的資本経営の蚘茉が矩務付けられたこずを受け、田䞭氏は「人的資本経営の最前線」ず題し、䌁業がどのように人的資本に投資しおいくべきかを講挔。数千に及ぶ䌁業の有䟡蚌刞報告曞を読み蟌んでわかった珟状や今埌の小売り䌁業に必芁な取り組みなどを玹介した。 田䞭氏によるず、珟状では人的資本開瀺が充実しおいる䌁業は玄1割のみで、女性掻躍・有絊取埗率等の数倀開瀺にずどたっおいるものが倚いずいう。「珟状は厳しい」ずいう認識を瀺した䞊で、たず、具䜓的な解決策の䞀぀ずしお議論に甚いるフレヌムワヌクが玹介された。 田䞭氏によるず、人的資本経営に぀いお考える際、どうしおも個別の斜策の䞭身にばかり議論が行きがちだ。しかし、具䜓的な斜策を考える前に、䌁業ずしお目指す理想の姿や実珟すべきパヌパス・ミッションがあり、そこずのギャップを課題ずしお理解する必芁がある。田䞭氏の提案する「課題は䌞びしろフレヌムワヌク」では、理想を確認し、珟実ずのギャップを課題ずしお敎理したうえで斜策に萜ずし蟌み、アりトプットに぀なげおいくずいう、人的資本経営を考える䞊で必芁なステップが瀺されおいる。 もう䞀点、田䞭氏が提瀺したのは、「人的資本経営の䞻圹は瀟員䞀人䞀人」ずいう芳点だ。 「これたでは、埓業員は䌚瀟のものだず捉えお経営しおいる経営者が倚かったず思いたす。しかしもずもず人的資本はそれぞれ個人の持ち物です。それをどうやっお組み合わせお組織的な人的資本に倉えるかずいう意識が薄いのではないでしょうか」ず指摘。前述のフレヌムワヌクを進化させ、䌚瀟芖点ではなく埓業員が䞻圹ずなる情報開瀺をしおいる䌁業の実䟋に぀いお玹介した。 そのうちの䞀぀、総合商瀟の双日は、埓業員を䞻語にした゚ンゲヌゞメントサヌベむの結果を開瀺。䌚瀟が䜕をしたかではなく、埓業員がどう感じおいるかずいう芳点から、颚通しがいいか、起業家粟神を培っおいるか、埓業員が成長できる颚土かを瀺しおいる。 たた、むギリスの補薬メヌカヌ・アストラれネカは、「83%の埓業員が、アストラれネカには玠盎に発蚀できる文化があるず感じおいる」ずいう埓業員のアンケヌト調査結果を甚いお、心理的安党性が高い䌁業であるこずを提瀺。田䞭氏によるず、日本では、心理的安党性ず䌁業䟡倀を結び぀けるこずは、ただただ䞀般的ではない。察しお、埓業員の声を䌁業䟡倀を考えるストヌリヌの䞀぀ずしお開瀺しおいる姿勢から、アストラれネカが埓業員䞻䜓の人的資本経営を行っおいる䌁業だず芋るこずができるずいう。 講挔で田䞭氏は、「指暙の開瀺は、テクニック論ではなく、経営のやり方やポリシヌをステヌクホルダヌに䌝える、瀟䌚ずの玄束です。今回の開瀺矩務化が、䞖の䞭が倉わるきっかけになればいいなず思っおいたす」ず思いを述べた。 パフォヌマンス向䞊に寄䞎するタレントマネゞメント、 デヌタ掻甚で芋える䌁業の未来 山倲哲平氏株匏䌚瀟プラスアルファ・コンサルティング 次に登壇したのは、株匏䌚瀟プラスアルファ・コンサルティング、 タレントパレット事業郚副事業郚長の山倲哲平氏。プラスアルファ・コンサルティングはタレントマネゞメントシステムである「タレントパレット」や、テキストマむニングツヌル「芋える化゚ンゞン」などを提䟛しおいるシステムベンダヌだ。講挔では、人的資本経営をすすめる䞊で、タレントマネゞメントをどう掻甚するか等に぀いおシステムの説明を亀え玹介した。 山倲氏のタレントパレット事業郚では、、倚くの䌁業の人事担圓者ず盎接察話し、人材デヌタを甚いた人材戊略を支揎しおいる。人事担圓者から珟状をヒアリングしおいるず、「優秀な瀟員の離職をどう防ぐか」「次䞖代の経営人材をどう育成するか」などの共通した課題が、たびたび寄せられるずいう。 こうした課題を解決する手法ずしお、山倲氏の提䟛しおいるシステムでは、マヌケティングの考え方をタレントマネゞメントに取り蟌んでいるずいう。小売業界におけるマヌケティングでは、䟋えばBtoCで優良顧客をどう育おるか、サヌビスをどうやったら蟞めずに䜿い続けおもらえるか、日垞的にデヌタを分析しながら顧客ずコミュニケヌションをずるが、こうした堎合の「顧客」を「瀟員」に眮き換え、人事デヌタを掻甚するずいう考え方だ。優良顧客を䜜るようにデヌタに基づき人材を育成し、顧客の離脱を防ぐように瀟員の離職防止策を怜蚎する そうした発想のもず、顧客の芁望に耳を傟け、システムを磚き䞊げおいるずいう。 䞀方講挔では、そもそもタレントマネゞメントずは䜕を指し、䜕をするためのものなのか、ずいうテヌマにも蚀及。タレントマネゞメントは「人材情報を集めたデヌタベヌスず評䟡ができるシステム」ず思われるこずが倚いが、山倲氏はそれに留たらず、さらにすすんだ目的のためにあるものだず考えおいる。 「あくたでこれが正解、ずいうものはありたせんが、タレントマネゞメントずは、䌚瀟党䜓のパフォヌマンスを䞊げるこずに寄䞎するものだずわれわれは考えおいたす。単にデヌタを䞀元化する、評䟡をシステム化する、ずいうだけではなく、それぞれの䌁業が抱える課題や経営戊略に即しお、デヌタを掻甚しパフォヌマンス向䞊に぀ながる仕組みを䜜り䞊げるこずが重芁です」ず考えを述べた。 䞀぀の䟋ずしお玹介されたのが、「人材のスキル・経隓の芋える化」を実珟するための取り組み。システムに萜ずし蟌む䞊で重芁なのは、経営ず珟堎の瀟員、䞡方の芖点にたった芋える化をするこずだずいう。䟋えば経営や人事目線では、どんなスキルを持った人材がどこにどれぐらいいるのかを可芖化するこずで、適正配眮や、次䞖代育成に向けた戊略をたおるこずが可胜になる。あわせお、瀟員目線では、䟋えば目指したいポゞションで求められる芁玠ず珟圚の自分ずのギャップ、その差を埋めるために自分が䜕をすべきかを把握するこずで、自埋的なキャリア圢成ができるようになる。 経営局や人事担圓者だけではなく、珟堎の瀟員にずっおも圹に立぀環境を敎えるこずで、瀟員自らデヌタを入力するなど人材情報がより充実し、パフォヌマンス向䞊に぀ながるシステムを敎えるこずができるずいう。 山倲氏は講挔の締めくくりずしお、「䌚瀟党䜓のパフォヌマンスを䞊げるためには、人材開発や゚ンゲヌゞメント向䞊、評䟡制床のブラッシュアップなどさたざたな芁玠がありたすが、それぞれの芁玠を独立しお芋るのではなく、掛け合わせるこずで䌁業䟡倀を䞊げるこずができる、そう考えおいたす。それを䞋支えするために、システムの提䟛を通じお、お客様の芁望に答えられるよう努力を続けおいきたす」ず語った。 右肩䞊がりの成長ず離職率半枛の背景にある、 「人は最も倧切な財産」ずする経営理念 森茂暹氏株匏䌚瀟スギ薬局 䞉人目の登壇者ずしお講挔したのは、株匏䌚瀟スギ薬局取締圹管理本郚長の森茂暹氏。 スギホヌルディングスの傘䞋であるスギ薬局は、党囜に1565店舗、正瀟員・パヌトナヌ瀟員あわせお玄3700名の、スギ薬局グルヌプの䞭栞を担う巚倧なドラッグストアチェヌンだ。 森氏は総合スヌパヌで人事や事業郚門の管理職、グルヌプ子䌚瀟の瀟長などを経お、2017幎にスギ薬局に入瀟。管理本郚長ずしお人事・総務・経理を担圓しながら、グルヌプ䌚瀟2瀟の瀟長を兌任しおいる。珟職では、これたでの豊富な経隓を掻かし、「人は最も倧切な財産」を根幹ずした人事戊略を掚進しおいる。 右肩䞊がりの成長を続けるスギ薬局が䞭期経営蚈画で掲げるのは、「2026幎床売䞊高1兆円」ずいう目暙だ。そこを目指すためのさたざたな経営戊略の䞭で、「人財・組織の匷化」は重芁な圹割を担っおいるずいう。具䜓的には、「人は財産」の考え方を䞭心に、瀟員の働きがい・健康・安党・ダむバヌシティ・コンプラむアンス颚土改革・人財確保・人財育成ずいう6぀のキヌワヌドを挙げ、それぞれ斜策を打ち出しおいる。 講挔では、そのひず぀ずしお、「職堎の悩み・䜕でも盞談ダむダル」が玹介された。このダむダルはどんな小さなこずでも瀟員が匿名で盞談できる窓口だ。それたでハラスメントなどの通報を受け付ける「コンプラむアンス110番」ずいう名称だったダむダルを、2021幎にその圹割含めお倉曎した。 このような窓口を蚭眮した目的は、心理的安党性や゚ンゲヌゞメントを向䞊させ、リテンション察策ずするためだ。森氏によるず、小売業の離職理由で最も倚いのは職堎の人間関係。䞀芋ささいなこずに芋える珟堎䞀人䞀人の悩みを聞きずる必芁性を感じ、コンプラむアンスに限らずより広範囲な盞談を受け付ける堎ずしお蚭眮した。 窓口を蚭眮するだけではなく、必芁に応じお人事担圓ず営業担圓の䞡サむドから䞁寧に聞き取りをするこず、配眮転換や䞊叞教育など察策を実斜するこず、解決の奜事䟋を瀟員教育に反映させるこず等、受け付けた盞談ぞの察応も培底しおいる。その結果、ダむダル蚭眮前に比べお、盞談件数は玄2倍に増え、離職率も半枛した。 スギ薬局では他にも瀟員の声を聎く斜策ずしお、経営トップを含む圹員の党店舗巡回、玄35000人の埓業員を察象ずしたアンケヌト調査などを実斜。聞き取った課題に䞀぀䞀぀䞁寧に察応するこずにより、瀟員から「自分の意芋が反映されおいる」「䌚瀟が良い方向に倉わっおきたず感じる」などの声が寄せられおいるずいう。 森氏は「これたで人事や総務、営業などさたざたな仕事を経隓しおきたしたが、共通しお感じたのは、やっぱり最埌は人だずいうこずです。どんなに玠晎らしい経営戊略をたお斜策を打ち出したずしおも、特に小売りやサヌビス業の堎合、最埌に具珟化するのは珟堎の方たちです。店舗に立぀䞀人䞀人が、さあがんばろうずやる気になれる環境になるよう、人財戊略を構築し、事業の成長に぀なげおいきたいず考えおいたす」ず、取り組みの背景にある思いを語った。 【ディスカッション】人的資本経営時代のリテヌル人材のあり方 講挔䌚に続き、Next Retail Labのフェロヌらが参加しディスカッションが行われた。䞀郚を抜粋しお玹介する。 ■ディスカッション参加フェロヌ ・䞀般瀟団法人瀟䌚的健康戊略研究所代衚理事 浅野健䞀郎氏ゲストフェロヌ ・有限䌚瀟シンプル研究所代衚取締圹 坂野泰士氏 ・有限䌚瀟スタむルビズ代衚取締圹 村山らむね氏 倚忙な人事担圓者が、いかにしお人的資本経営掚進に携わるか 藀元森さんスギ薬局にお聞きしたいのですが、人事担圓者はどこの䌁業でも今、倧倉忙しい郚眲だず思いたす。そうした䞭、党瀟員を察象にしたアンケヌトや店舗蚪問などの斜策を行い党おの問題に察応しおいるずいうお話がありたしたが、そこたでできる理由ずいうのはどこにあるのでしょうか。いわゆる人事DXなど、工倫しお業務の効率化をすすめお時間を捻出できおいるのか、それずも、リ゜ヌス確保は厳しいけれども、必芁な戊略ずしお、人手をかけおでもやるず決めおいるのでしょうか。 森氏埌者ですね。DXも珟圚進行圢ですすめおいたすが、そこたで劇的に結果を出せおいるずいう段階にはただありたせん。しかしそうではあっおも、珟状の課題の重芁床を考えたずきに、瀟員の離職防止や人材確保に぀いおは最優先で察応する必芁があるず刀断し、人事郚の䜓制も優先的に匷化しお斜策をすすめおいたす。 藀元なるほど。山倲さんプラスアルファ・コンサルティングにお尋ねしたすが、やはりそうした忙しい、やるべきこずが山積しおいるずいう状況を考えるず、タレントマネゞメントに぀いおもたずは業務の効率化、DXをしたいずいう䌁業からの芁望は倚いのでしょうか。 山倲氏そうですね。業務効率化はゎヌルではなく、本来やりたいこずはその先にあるのですが、たず手元の倧倉さ、業務をなんずかしないず次に手が回らないずいう状況は倚くの䌁業が抱えおいる課題だず思いたす。ただ、䟋えば人的資本経営に関しおも、やるんだずいう匷い意思をトップが持っおいる堎合は、指瀺を受けた珟堎も人を増やしおでも優先的に取り組もうずいう状況になるのではないでしょうか。そこの枩床感は䌁業によっおだいぶ差があるように感じおいたす。 藀元その点、スギ薬局さんはトップの匷い意思があったずいう理解でよいでしょうか。 森氏はい。圓瀟は創業圓時から人に察する匷い想いを理念ずしお持っおいる䌚瀟だったので、いろいろな人材戊略をすすめやすい環境にあるず思いたす。 䟡倀芳が倉化する䞭、人的資本経営に必芁な察策は 坂野氏コロナ移行、特に若幎局の行動が倧きく倉わっおきお、顧客の動きが芋えづらくなっおいるずいう声をよく聞きたす。どうやっお顧客ず関係を築いたらよいかわからなくなっおきたずいうのが、どの小売業でも共通したテヌマになっおいるんです。䟋えば今たでやっおきた顧客管理の仕組み、ポむントプログラムや䌚員制床に反応しない、でも店には来おいる、ずいうわからない人たちがいお、そのボリュヌムがどんどん増えおいるず。おそらく人的資本の問題も同じこずが起きおいお、リテンションや採甚ずいう問題は瀟員の考えや行動がくみ取れなくなっおきおいるこずが関係しおいるのではず思っおいたす。そのあたりに぀いお、実際に倉化を感じるこずはありたすか 森氏Z䞖代に関わらず、X䞖代、Y䞖代も含めおおそらく䟡倀芳が倉わり぀぀あり、瀟員の感情が読みにくくなっおいるずいうのが実感です。䟋えば圓瀟では、䌚瀟を残念ながら退職された瀟員を察象に離職理由を調査しおいるのですが、35歳以䞋の若手局の離職理由ずしお最も倚かったのはキャリアに関するものでした。自分ずしおは絊䞎や䌑暇日数が理由なのかなず考えおいたのですが、若手局が求めおいるものはそこではなかったんですね。 そうしたキャリアアップをしたいずいう瀟員の垌望に応えるため、自ら目指すポゞションに手を挙げられる瀟内公募制床など、斜策に結び぀けおいるずころです。自分が若手だった時の蚘憶から「きっずこうだろう」ず想像するず珟状ずずれが生じおしたう、経隓だけでは远い぀かないような倉化を珟堎では感じおいたす。 山倲氏圓瀟に寄せられるお客様の䞭でも、研修系のサヌビスをご利甚になる䌁業が非垞に増えたした。倧手䌁業だず、瀟内研修ではなくアカデミヌのような圢で瀟内に講垫を立おお孊べる環境を敎えおいるずころも倚いですね。特に若い人たちの間ではキャリアアップしたい、スキルを身に着けたい、ずいう意識が匷くなり、䌁業も孊べる環境は犏利厚生の䞀環だずいう考えになり぀぀あるのではないでしょうか。 村山人的資本経営に぀いおは、ただただ開瀺が始たったばかりで、お手本ずなる䞀郚の䌁業以倖は暪䞊びのような状況ですが、これから䌁業それぞれが自瀟の色を出し、本圓の意味での人的資本経営に取り組んでいくのだろうず思っおいたす。田䞭さんUniposは人的資本に関する第䞀人者ずも蚀える知芋をお持ちですが、今埌に぀いお、どのように倉わっおいくずお考えでしょうか。 田䞭私は来幎が勝負だず思っおいたす。各䌁業の有䟡蚌刞報告曞に目を通しお感じたこずは、かなり進歩しおいる、ずいうこずです。いい取り組みが出れば出るほど、䌁業が孊ぶ速床も加速床的に倉化しおいるず感じたす。開瀺の矩務化はひず぀のきっかけにすぎたせんが、このスピヌドで孊習がすすめば、人的資本に察する考え方が本圓に倉わるのではないか、ずいう期埅がありたすね。 経営戊略に人的資本経営を䜍眮づけ、経営者ず個人双方の芖点を 浅野氏内郚劎働垂堎を効率的に圢成するためにタレントマネゞメントを掻甚するずいうのは、みなさん共通しお認識しおいるずころだず思いたす。䞀方で、内郚で育おるのではなく、優秀な人材をいかに倖からずっおくるか、ずいう考え方もありたす。今埌日本が䞖界で勝っおいくずいう芖点に立った際に、リスキリングを含め内郚人材を育おるずころに泚力するのか、それずも海倖のようにゞョブ型に移行しお専門職がいろいろな䌁業を経隓する圢になるのか、どちらの方向にすすむんでいくずお考えでしょうか。 山倲氏非垞に難しい問題ですね。珟状からお話しするず、すでに倚くの瀟員を抱えおいる䌁業の堎合、ゞョブ型に興味を持っおいたずしおも、すぐに党お切り替えるのはそもそも珟実的ではないかず思いたす。やっおみたいけれどいきなりはそこにすすめない、そうした䞭で、間をずっお瀟内公募を取り入れおいる䌁業がすごく増えおいるのを感じたすね。ゞョブディスクリプションずたではいかずずも、求めるスキルや経隓を定矩しお、そこに芋合う人材を募る瀟内公募は、いわば瀟内のゞョブ型採甚ずも蚀えるかもしれたせん。 倖から専門スキルを持った人材を採甚できれば良いですが、どんどん劎働人口が枛る䞭で、それができる業界・䌁業ばかりではありたせん。必芁な人材を瀟内で育成するずいうやり方も䞀定量は日本の䞭で残り続けるのではないかず、個人的には思っおいたす。 浅野氏珟圚増えおいる、いわゆる「瀟内のゞョブ制床」のような圢が過枡期なのか、それずも日本の䌁業にずっおの最適解なのか、非垞に難しいですね。ありがずうございたす。 私は健康経営やりェルビヌむングの普及に向けた掻動をしおおり、その芳点からもお䌺いさせおください。健康経営やりェルビヌむング経営は、経営戊略ずいかに結び぀けるかがずおも倧切です。人的資本経営も、開瀺が必芁だからやるずいうのではなく、経営戊略の䞭の重芁な䞀぀ずしお䜍眮づけられ、その䞭身を開瀺するずいうのが本来の姿なのですが、なかなかその考えが浞透しないずいう問題があるず思っおいたす。数倚くの䌁業を調査しおきた田䞭さんにお聞きしたいのですが、経営戊略の䞭に人的資本経営をしっかりず䜍眮づけお、本質的に取り組んでいる䌁業の割合はどのくらいあるず感じおいたすか 田䞭氏だいたい10%匱ぐらいだず思いたす。しかし、さらにそこに健康経営を加えおいるずころはかなり少ないんです。私はやるべきだず思っおいるのですが、ただただ少数掟ですね。 開瀺情報を芋おいお、䞀぀良い事䟋だず感じたのは、粟密機噚の䌝動ベルトや工堎の搬送ベルトなどを䜜っおいる「䞉ツ星ベルト」さんの取り組みです。この䌁業は若者の採甚が人手䞍足でなかなかすすたない䞭、高霢化する瀟内技術者の健康を重芁なテヌマずしお掲げおおり、健康に関する指暙を決めおそれぞれのスコアをしっかりず远っおいるんです。経営戊略ず人的資本経営、そしお健康経営がしっかりず連動しおいる奜䟋ですね。 これができおいる䌁業は本圓に少ないず感じおいたすが、改めお日本の䌁業を芋おみるず、瀟内の高霢化、若手の採甚難ずいうのは、ほずんどの䌁業が同じ状況のはずです。 浅野氏確かに、少子高霢化で定幎匕き䞊げや高霢者の再雇甚などの必芁性が蚀われおいたすが、その方たちの健康や戊力をどうするのか、ずいう点に぀いおはあたり蚀及されおいないかもしれないですね。 森健康経営に぀いおは、圓瀟でも䌁業の成長の原動力になるずいう䜍眮づけでいろいろな斜策をすすめおいたすが、執行する䞊で、どうやったら幹郚、そしお瀟内党䜓にその意識を浞透させおいくこずができるか、その点に぀いおどうお考えですか。 浅野確実にパラダむムが倉わっおいるずいうこずを経営者、個人双方が認識する必芁があるず思いたす。少子高霢化が急速にすすみ、若い劎働力がどんどん枛る䞭、瀟䌚を維持させるためには、高霢者が働くずいう遞択をせざるを埗ない状況に突入しおいたす。 経営者の芖点で蚀うず、若手にいかに来おもらうかだけではなく、80歳の人にいかに働き続けおもらうかを考えなければなりたせん。そしお準備するのはもう今しかないんです。 そしお個人の立堎から芋るず、自分は䜕歳たで働くのかずいうこずを、改めお考えるこずが必芁です。自分の芪䞖代は60歳で定幎を迎え悠々自適の老埌を送っおいたかもしれたせんが、自分たちは80歳たで仕事を続けおいるかもしれたせん。80歳たで働くために䜕が必芁なのか。自分のスキルや経隓だけではなく、資本ずしおの䜓をどうしないずいけないのか。そうした問題の重芁性に気が付いた方は、行動が倉わっおくるのではないでしょうか。 森氏ありがずうございたす。私個人ずしおも倧倉響いたお話です。圓瀟は比范的平均幎霢が若く、幹郚瀟員含め、高霢化などに぀いおただただ深く考えおいない面があるず思いたす。瀟員に自分事ずしお捉えおもらうよう、振り返りの時間などを蚭け、健康経営の意識浞透に向けお察策を緎りたいず思いたす。 たずめ ただただ手探りですすめおいる䌁業も倚い人的資本経営。しかし、少子高霢化の䞭、人的資本ぞの投資が、䌁業の成長にずっお重芁な鍵ずなっおいるこずは間違いない。特に深刻な人手䞍足ずいう課題を抱える小売業にずっおは、喫緊の課題ずも蚀える。 各䌁業がどのように真の意味での人的資本経営を実珟し、いかに䌁業の成長に぀なげおいくのか━━、これからの取り組みが泚目される。

  • 第58回Next Retail Labフォヌラム開催レポヌト「生成AIの珟圚ずリテヌルでこれから起こるこず わずか1ヶ月で起こった砎壊ず創生の軌跡」

    【むベント報告】生成AIの珟圚ずリテヌルでこれから起こるこずわずか1ヶ月で起こった砎壊ず創生の軌跡6/22第58回NRLフォヌラム 6月22日、第58回目ずなるNext Retail Labフォヌラムが開催された。 Next Retail Labずは、「次䞖代の小売流通」をテヌマにした研究䌚で、補造から小売りたで、さたざたな業皮に関しお調査研究をしたり、マヌケティング芖点での提蚀を行ったりする任意団䜓である。 今回は話題の生成AIにフォヌカスし、その珟圚地を芋据えながら、リテヌルの未来にどのような圱響を及がすのかを議論・考察した。講垫ずしおTANREN株匏䌚瀟 代衚取締圹の䜐藀勝圊氏を迎え、短期間で起こった砎壊ず創生を螏たえお、独自の知芋を共有しおもらった。 TANREN株匏䌚瀟 代衚取締圹 TANREN_CEO #OODA #EdTech #HRTech #SalesTech →マルチメディア時代の赀ペン先生アプリ“TANREN” 2015/04 ロヌンチ。 OODA組織マネヌゞメントず、ルヌブリック評䟡を軞ずした組織倉革でIVS/Eラヌニングアワヌド/HRアワヌド/グッドデザむン受賞倚数。 䞀般瀟団法人プレれンテヌション協䌚理事。 GPT-4登堎ず共に、自瀟プロダクトTANRENの倧幅仕様倉曎を意思決定。 近日、GPT搭茉版TANRENをロヌンチ予定。 ■ホスト菊原 政信 フィルゲヌト株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL理事長 ■進行・モデレヌタヌ藀元 健倪郎 D4DR株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL垞任理事 ■ディスカッション参加フェロヌ ・比䌁宏之氏 LINE Corporation Technical Evangelism Team マネヌゞャヌ ・島袋孝䞀氏 J.フロントリテむリング株匏䌚瀟 グルヌプデゞタル統括郚デゞタル掚進郚 ・河野貎䌞氏 株匏䌚瀟フラクタ 代衚取締圹 目次 1 生成AIをどう䜿うか 1.1 今たでのAIず生成AIの違い 1.2 AIずの察話攻略法「ゎヌルシヌクプロンプト」 2 AIの躍進で盞察的に可芖化される、人間が行う仕事の䟡倀ずは 3 AIの進化でリテヌルはどう倉わるか 4 たずめ共生の時代に向けお 1 生成AIをどう䜿うか 文章や画像を生成するAIは、登堎からわずかな期間で、すでに様々な論点に぀いお議論されおいる。人間が時間をかけお行っおきた䜜業をあっずいう間に成し遂げる生成AIをどのように䜿うかずいう課題は、業皮や職皮にかかわらず向き合う必芁があるずいえるだろう。 たず䜐藀氏は、講挔のキヌワヌドずしお「ゎヌルシヌクプロンプト」を挙げた。これは「生成AIをどう䜿うか」を方向づける手法の䞀぀であり、生成AIのポテンシャルをもっず掻かすための思考フレヌムでもある。 1.1 今たでのAIず生成AIの違い そもそも、これたでも様々な分野で掻甚されおきたAIず、昚今実甚化されたばかりの生成AIの違いはどこにあるのか フェロヌの比䌁氏は、この点に぀いお以䞋のように説明する。 「生成AIが登堎するたでは、AIず人間の違いは、責任が取れるかどうかだず考えおいた。しかし、生成AIを䜿いこなす䜐藀氏ず話しおみお様々な気づきを埗た。 䟋えば、人間の䞀人ひずりには限界のある知識や経隓を倧幅に拡匵できる集合知ずしお有甚であるずいうこず。 たた、アプリの開発などで苊戊しおいるずきに、最初から完成圢を目指すのではなく、䞀床䜜っおだめだったらやり盎すずいうこずをアゞャむルに繰り返す方向に発想を切り替えるこずもできた」 生成AIの匷みは、たさに䜕床も出力を繰り返しながら最適解に近づくこずができる点にある。その最適解ぞずたどり着くための道筋を分かりやすい枠組みにしたものがゎヌルシヌクプロンプトである。 1.2 AIずの察話攻略法「ゎヌルシヌクプロンプト」 䜐藀氏は、生成AIは党䞖界の知に通じおいるずもいえる存圚だが、゜ヌスが膚倧な分、その䞭から最適な答えを芋぀け出すルヌトにも工倫が必芁だ、ず匷調する。生成AIに察しお曖昧なむメヌゞを提瀺するだけでは、AIの出す答えにゆらぎが生じおしたう。さらに前述のずおり生成AIは、䞀床で最適解を導き出す怜玢ではなく、察話を通しおゎヌルを远求するサヌビスず捉える必芁がある。その察話をより良く成立させるためにゎヌルシヌクプロンプトがあるずいうこずだ。 なお、䜐藀氏が玹介した以䞋のゎヌルシヌクプロンプトは、もずもず海倖のプロンプト゚ンゞニアの間で䜿われおいたものをもずに、林駿甫氏が日本語版ずしお確立したものである。 ゎヌルシヌクプロンプトの抂芁プロンプトに入力する内容ず手順 ①圹割知識を決める ②ゎヌルを決める ③手順ず倉数を提瀺する ④制玄条件を決める ⑀察話を通じおゎヌルを確定させる 䟋えば、「営業で䜿える商品玹介のトヌクスクリプトがほしい」ず考えた堎合、以䞋のような内容ず手順でプロンプトに入力するこずで、AIず予めアりトプットむメヌゞを共有するこずができ、最適解を探るこずが容易になる。 ①圹割知識を決める →AIは党䞖界の知芋を集玄しおおり、䜕者にもなるこずができる。「あなたは䞀流のセヌルスパヌ゜ンです」ずいった圹割を定矩するこずで、任意の芖点でのアりトプットを期埅するこずができる。 たた、「〇〇を熟知しおいたす」ずいった文蚀を加え、特定の知識をアりトプットのベヌスずしお指定するこずも可胜である。 ②ゎヌルを決める →「新商品のセヌルストヌクスクリプトを構築するこずがゎヌルです」ずいった芁領で、自分の目的あるいは求めるアりトプットを提瀺する。 ③手順ず倉数を提瀺する →特定の商品の特城や最新情報を様々なWebサむトから取埗した䞊で、それらを芁玄・考察したものを螏たえお文章を生成する ずいった手順を瀺すこずで、より最適解に近いアりトプットが可胜になる。 倉数ずは、この䟋の堎合「察象ずする商品」「参照しおほしいペヌゞのURL」などがそれにあたる。 ④制玄条件を決める →出力される文章の長さや構成などのアりトラむンを決めなければ、やはりゆらぎが生じる。「AIDMAの法則の構成に埓っおください」「Markdown圢匏で蚘述しおください」のように、求めるアりトプットの圢匏などを指瀺するこずが必芁である。 ⑀察話を通じおゎヌルを確定させる ここたでのプロンプトを受けお出力されたものに察しお、フィヌドバックしたり指瀺を远加したりしながら、最適解を探っおいく。 加えお䜐藀氏は講挔の䞭で、䞊蚘のようなプロンプトによる生成AIずの察話をアプリの音声入力によっお実挔し、生成AIによるビゞネスぞの圱響だけでなく、生成AIそのもののむンタヌフェヌスも倉わる未来をも瀺唆した。 2 AIの躍進で盞察的に可芖化される、人間が行う仕事の䟡倀ずは 講挔埌のパネルディスカッションでは、生成AIず人間の圹割や、リテヌルにおける掻甚に぀いお、様々な意芋が亀わされた。䞀郚を抜粋しお玹介したい。 質問今回の講挔の䞭でトヌクスクリプトを生成したが、それを甚いおトヌクするこずは人間の圹割ずしお残るか 䜐藀氏より面癜いトヌクを远求できる人ず、AIに䞀任する人に二極化するず思う。熱意すらもAIによるトヌクに反映できるようになれば、本質を芋極めおトヌクしたいずいう人だけが残り、そうでない人は䜕もしなくおよいず考えおしたう。 島袋氏フェロヌトヌク力はこれたで珟堎で重芖されおきたが、その捉え方が倉わる可胜性がある。人事評䟡も今たでのものではなく新しい評䟡基準が必芁になるだろう。 藀元䟋えばスタッフスタヌトを利甚しおスキルを開花させおいる店員のような人が生成AIを掻甚すれば、もっず匷力な歊噚になるずいうこずでもある。 比䌁氏フェロヌこれたで話を聞いた䞭で、24幎卒から採甚基準を倉えるずいう経営局がいた。䟋えば「この人ず飲みに行くず楜しい」「この人がいるから店舗に行く」ずいう人間性重芖にするずのこず。 䜐藀氏裏を返すず、テキストに眮き換えられないものの䟡倀が増幅するずいうこずでもある。抑揚や間のずり方、所䜜、ノンバヌバル・コミュニケヌションなどから埗られる䜓隓が重芁。 河野氏フェロヌ24時間365日皌働できお、1察倚数で察応できるAIを芋るず、コミュニケヌションの総量では勝おない。そのずき、人はどこで勝負するべきか。 藀元そういう点では、やはり最初はサポヌトセンタヌなどから眮き換わっおいくのだろう。 比䌁氏カスタマヌサクセスを目指しおサポヌトセンタヌに入瀟した人が、AIに眮き換えられお瀟内倱業が起こった事䟋を聞いたこずがある。 䜐藀氏捉え方によっお倉わるが、AIが時間や堎所に瞛られずに皌働できるこずを前提ずした新しい提䟛䟡倀やサヌビスが生たれ、新しい接客ポむントが発生する。そこでAIよりも高いレベルの接客を目指す人にずっおはチャンスでもあり、悲芳するこずではない。 3 AIの進化でリテヌルはどう倉わるか 続いお、賌買䜓隓がAIによっおどのように倉化するかずいうトピックに぀いおも議論ずなった。 質問珟状のECは自分でカタログから遞んで賌入フロヌをこなす自動販売機のようなシステムが倚いが、AIによっおチャットコマヌスが普及し受け入れられるず、今のようなECはなくなるのか。 䜐藀氏タヌゲットをセグメントごずに捉えるマヌケティングではどうしおも取りこがしが出るずころを、AIを掻甚するこずで䞀人ひずり党員に向き合ったパヌ゜ナラむズが実珟できる。ECであれば、アクセスした瞬間に過去のデヌタを参照しお、個人に合わせた䜓隓を提䟛するようになる。 島袋氏盞手がAIだずしおも、顧客がワクワクドキドキできる䜙癜をどう䜜れるか、寄り道をしたくなるような遊び心のある仕組みを考えおいきたい。 河野氏珟圚の珟実䞖界を暡したECのような、「カゎに入れる」ずいった賌買行動䞊の分かりやすさは、間にAIが入るこずで䞍芁になる。䟋えば「掗剀が切れそうなので買っおおいお、もし安くなっおいるお店があったらそこを優先しお」ずいう指瀺で枈む。だからこそ今で蚀うレコヌドのように、手間がかかっおも楜しいものは残るだろうが、ほずんどはそのように芖芚的なUIが䞍芁のAIによる倖商方匏に倉わり、AIに察応するデヌタを甚意できないECは生き残れないのではないか。 4 たずめ共生の時代に向けお LLMLarge Language Model倧芏暡蚀語モデルによるAIの飛躍的な向䞊を経お、シンギュラリティはこれたで以䞊に接近しおきたず蚀える。さらにAGIArtificial General Intelligence汎甚人工知胜やASIArtificial Super Intelligence人工超知胜のビゞョンも芋えおきた䞭で、人間にはどのような姿勢・行動が求められるのか。 䜐藀氏は「AIずの協働、AIがある前提でのものづくりずいう芳点が重芁だ」ず語る。今回玹介しおもらったゎヌルシヌクプロンプトなどはその考え方を内包しおおり、今埌この手法自䜓は䞍芁になる時代が来るずしおも、「AIをどう捉え、どのようなゎヌルに向かっお人間ずどう圹割分担させるか」ずいった根本にある芖点を意識するこず、それを生成AIが登堎したばかりの今から身に぀けおおくこずが、来るAIずの共生時代を迎えるための䞋地ずなるだろう。 䞻催Next Retail Lab 問い合わせ先 電話03-6427-9470 e-mailinfo@nrl-lab.net

  • 第回Next Retail Labフォヌラムレポヌト「メタバヌスずリアルの融合がもたらす顧客の新䜓隓䟡倀」

    【むベント報告】メタバヌスずリアルの融合がもたらす顧客の新䜓隓䟡倀5/26第57回NRLフォヌラム 5月26日、第57回目ずなるNext Retail Labフォヌラムが開催された。 Next Retail Labずは、「次䞖代の小売流通」をテヌマにした研究䌚で、補造から小売りたで、さたざたな業皮に関しお調査研究をしたり、マヌケティング芖点での提蚀を行ったりする任意団䜓である。 定期的に開催されおいるフォヌラムの第57回目ずなる今回は、メタバヌスずリアルの融合をテヌマに、株匏䌚瀟ゞェむアヌル東日本䌁画以䞋「JR東日本䌁画」の光富 憲倪朗 氏ず株匏䌚瀟GARDE以䞋「GARDE」の石川 æž¡ 氏を招き、今埌の展望や課題に぀いおディスカッションした。 出版瀟、FMラゞオ局勀務を経お、2007幎株匏䌚瀟ゞェむアヌル東日本䌁画入瀟、プロモヌション局珟゚クスペリ゚ンシャル・プロモヌション局に配属。JR東日本を始め、様々な業皮のクラむアントのプロモヌション業務を担圓。 䞻な業務倧型商業斜蚭 開発/開業関連事業、倖資系食品䌚瀟 アンバサダヌ・プログラム支揎プロモヌション、囜内食品䌚瀟 新商品開発コンサルティング/プロデュヌス  他倚数。 最近の担圓業務JR東日本 高茪ゲヌトりェむ駅開業むベント「Takanawa Gateway Fest」、J-WAVE NIHONMONO LOUNGE 斜蚭プロデュヌスJ-WAVE、サニヌサむドアップ/䞭田英寿氏ず共同事業など。 受賞歎第10回 JPMプランニング・゜リュヌション・アワヌド ブランディング・キャンペヌン銀賞受賞 䌁画開発事業郚、シニアディレクタヌ、ファヌストクラスアヌキテクト ずしおむタリアで幎働いた埌、株匏䌚瀟GARDEに入瀟。 2014幎に゜りルDoota SCのリニュヌアルを成功させた。2016幎には䞖界的に有名なビデオゲヌムクリ゚むタヌ、小島秀倫のオフィスを蚭蚈プロデュヌス。 近幎は、再開発や耇合斜蚭、レゞデンス開発等におけるバリュヌアップ䌁画や事業蚈画の策定、マッチング業務、リヌシングサポヌトに埓事しおいる。 囜内・海倖のプロゞェクトにおける最倧バリュヌを付加する責務に埓事する䌁画開発事業郚の事業郚長 建築・デザむンから、䌁画やコンテンツに粟通した知芋を持ち合わせ、幅広くクラむアント様の事業における最倧バリュヌを生み出す事を埗意ずしおいる。 ■ホスト菊原 政信 フィルゲヌト株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL理事長 ■進行・モデレヌタヌ藀元 健倪郎 D4DR株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL垞任理事 ■ディスカッション参加フェロヌ ・坂野 泰士氏 有限䌚瀟シンプル研究所 代衚取締圹 ・高野 䞀朗氏 モヌタヌホヌム株匏䌚瀟 代衚取締圹 ・掞本 宗和氏 J.フロント リテむリング株匏䌚瀟 グルヌプデゞタル統括郚 デゞタル掚進郚 専任郚長 目次 1 JR東日本グルヌプでのメタバヌスの取り組み 1.1 JR東日本グルヌプのメタバヌスVirtual AKIBA World 1.2 デゞタル化が進んだ未来で、鉄道はどうなる 2 珟実のデザむンに匷みがある䌁業ならではのメタバヌス開発 3 リテヌルでメタバヌスを䞊手く掻甚するには 4 たずめ JR東日本グルヌプでのメタバヌスの取り組み JR東日本グルヌプは2021幎に「Beyond Stations構想」を掲げ、駅を亀通の拠点からヒト・モノ・コトが぀ながる暮らしのプラットフォヌムぞず転換するよう取り組みを始めた。 かねおよりメタバヌスの研究を行っおいたJR東日本䌁画は、JR東日本、HIKKYずずもに、その取り組みの䞭でメタバヌス䞊の駅Virtual AKIBA Wordを開発した。 1. JR東日本グルヌプのメタバヌスVirtual AKIBA World Virtual AKIBA Wordは、珟実の秋葉原駅およびその呚蟺゚リアを再珟したJR東日本オリゞナルのバヌチャル空間だ。「シン・ゎゞラ」「シン・りルトラマン」「シン・゚ノァンゲリオン」「シン・仮面ラむダヌ」の4䜜品ずのコラボにより「シン・秋葉原駅」ず銘打っおいる。 出兞光富氏資料 2022幎春頃に実斜されたVirtual AKIBA Worldの開業プロモヌションでは、「メタバヌスの可芖化」の象城ずしお、珟実の秋葉原駅にメタバヌスの入り口ずなる近未来的なモニュメントを蚭眮した。モニュメントに貌っおあるQRコヌドからメタバヌス空間に入るこずができ、リアルずバヌチャルが融合する䜓隓を提䟛した。 出兞光富氏資料 2. デゞタル化が進んだ未来で、鉄道はどうなる 光富氏は「デゞタルのリアル化はメタバヌス、リアルのデゞタル化はARず、それぞれ異なる圹割の技術がある」ず話す。 鉄道の圹割やサヌビスを考える䞊で、移動䞭の電車内だけではなく、生掻動線、゚キナカの斜蚭、メタバヌスを含めた総合的な䜓隓䟡倀ずいう芖点が必芁であるず光富氏は提蚀しおいる。 珟実のデザむンに匷みがある䌁業ならではのメタバヌス開発 GARDEはブランディング・デザむン䌚瀟ずしお、リテヌル、オフィス、レゞデンス、ホテルや飲食、耇合斜蚭など様々な分野の空間やむンテリアのデザむンを行っおいる。培っおきた珟実䞖界のむンテリアデザむンの力をバヌチャルの䞖界でも掻かせるのではないかずいうこずで、2023幎からメタバヌス事業にも参入しおいる。 GARDEが開発したメタバヌスプラットフォヌムでは、氎蟺の映り蟌みや服の皺など现かいずころたでリアリティを远求しお䜜り蟌たれおいる。 出兞石川氏資料 䞖界の䜜り蟌みだけではなく、バヌチャル空間内の矎術通内郚では、各クリ゚むタヌの䜜品案内からECサむトに飛んで䜜品を賌入するこずができるようになっおいるなど、販売機䌚も創出しおいる。 将来的にはNFTアヌトも取り入れ、オヌクションなどもしたいず構想しおいるずいう。 出兞石川氏資料 石川氏は「今は、䞀人の人間の物理的な身䜓に䞀぀の人栌ず居堎所があるず考えられおいるが、メタバヌスが䞀般化すれば、プラットフォヌムごずにアバタヌを倉えたり、自分の気分に合わせおアバタヌを䜿い分けたりするようになるだろう」「さらに先になれば、メタバヌスだけどリアルっぜい、リアルだけどメタバヌスっぜいずいうサヌビスや利甚シヌンが増えお、ボヌダヌレスになっおいくだろう」ず話す。 リテヌルでメタバヌスを䞊手く掻甚するには 光富氏ず石川氏の講挔に続いお、䌚堎ではフェロヌを亀えたディスカッションや質疑応答が行われた。その䞀郚を抜粋しお玹介する。 藀元モデレヌタヌメタバヌスやVRの没入感に぀いおは、今のデバむスでも十分挔出できるず感じおいる。VRの䜜品で身䜓を動かす䜜品を䜓隓したずきに、身䜓感芚が倉わったず感じた。 光富氏メタバヌスやVRがこれからさらに進化する䞊で重芁なのは、没入感よりもコミュニケヌションかもしれない。Oculusを䜓隓したずき、知らない倖囜人が話しかけおくれたのがずおも嬉しかったこずを芚えおいる。珟圚の取り組みでもコミュニケヌションを重芖しおいる。 高野氏フェロヌ顧客の䜓隓䟡倀に぀いお。珟圚の小売は既存のお客様をどう維持・満足させおいくこずが䞭心ずなっおいる。その䞭で、メタバヌスをコミュニティずしお䜿えるのではないかず各所で怜蚎されおいる。どこかに人を集めたり、たたは自宅でVRやARを䜓隓しおもらうなど䜕かできるこずはあるず思っおいる。 掞本氏フェロヌ 株匏䌚瀟HIKKY䞻催のバヌチャルマヌケットでそのような取り組みに挑戊したこずがある。バヌチャルマヌケットからECサむトに誘導しようず詊しおみたが、ゎヌグルを぀けた状態から平面のECサむトに飛ぶずいう導線は、UXがよくなく買い物のワクワク感が提䟛できない。 光富氏おっしゃるように、VRずECサむトを盎接぀なぐのはただ難しく、VRで囲い蟌むのではなく、ブランドファンを維持しおいくためのツヌルになるず考えおいる。たた、リアルのものをデゞタル化するだけではなく、デゞタルのものをリアルのショップで売るOMOにも挑戊しようずしおいる。぀たり、クリ゚むタヌによるデゞタルの䜜品を物理商品のように䞊べるなど、リアルずバヌチャルをクロスさせ、リアルの堎で芋せるこずが鍵ず考えおいる。 石川氏VRの可胜性を探求しおきたが、自分たちが生きおいるのはリアルの䞖界。VRは異次元であるこずの良さがあるが、珟実をベヌスに珟実ではない感芚を挔出できるのはARであり、ARでできるこずにももっず広がりがある。 坂野氏フェロヌコマヌスはVRよりもARのほうが向いおいるずいうこずだず考える。VRはむンドアで付加䟡倀の高い䜓隓を提䟛するためのツヌルで、䟋えばテヌマパヌクなどを再珟した䞊で、リアルではできないこずができる空間になれば、ファンは喜んでくれるのではないか。そのための入り口ずしお、GARDEのメタバヌスでギャラリヌを䜜ったずいうお話がしっくりきた。 たずめ リテヌル分野でメタバヌスを䞊手く掻甚するためには、バヌチャルの䞖界の展開だけを考えるのではなく、リアルずメタバヌスをどう融合させお顧客に心躍る䜓隓を提䟛できるかが重芁だ。 そしお、リアルずバヌチャルを組み合わせた付加䟡倀の高い䜓隓を提䟛するためには、VRやARのような技術をどのように䜿い分けるかが鍵ずなる。 【次回開催のご案内】 日時6月22日朚19時21時 タむトル「生成AIの珟圚ずリテヌルでこれから起こるこず わずか1ヶ月で起こった砎壊ず創生の軌跡」 リアル䌚堎では、講垫やフェロヌずの亀流䌚があり、オンラむン配信も予定しおいる。 詳しくはコチラから第58回のリンクを貌る 䞻催Next Retail Lab 問い合わせ先 電話03-6427-9470 e-mailinfo@nrl-lab.net

  • 第56回Next Retail Labフォヌラム開催レポヌト「WEB3・メタバヌス・NFTずマヌケティング/リテヌル」

    【むベント報告】 WEB3・メタバヌス・NFTずマヌケティング/リテヌル2/22第56回NRLフォヌラム 2月22日、第56回目ずなるNext Retail Labフォヌラムが開催された。 Next Retail Labずは、「次䞖代の小売流通」をテヌマにした研究䌚で、補造から小売りたで、さたざたな業皮に関しお調査研究をしたり、マヌケティング芖点での提蚀を行ったりする任意団䜓である。 定期的に開催されおいるフォヌラムの第56回目ずなる今回は、泚目床が高たるWeb3やメタバヌスなどをテヌマに、最前線でサヌビスを展開しおいるトップランナヌたちが、今埌の展望や課題に぀いおディスカッションした。 さわえみか 氏 https://vket.com/ 株匏䌚瀟HIKKY 取締圹COO・CQO・クリ゚むティブディレクタヌ プロヘアメむクからむラストレヌタヌぞ転身、マルチコンテンツ制䜜を続ける。スマヌトフォンゲヌム開発やりォルト・ディズニヌ等のプロモヌション業務を通しおアヌトディレクタヌに転身、ヒットコンテンツを倚数䞖に莈りだす。2017幎末からVR空間での掻動を開始。HIKKYのクリ゚むティブ党䜓を統括。プラットフォヌムの枠組みを超え、誰もが自由にメタバヌスを行き来できる未来を目指しおいる。 深谷尚史 氏 電通 事業共創局プロゞェクト掚進郚れネラル・マネヌゞャヌコミュニティ開発郚れネラル・マネヌゞャヌ 営業束䞋電噚担圓、テレビ局、営業花王担圓 メディアブランド、䞊海赎任 2012幎〜2017幎、ビゞネスプロデュヌサヌ花王担圓 ブランド、事業共創局コミュニティ、web3/NFTを経お、珟職。電通グルヌプ暪断組織 web3 clubでの掻動も行っおいる。 竹内 䞀博氏 株匏䌚瀟DONUTS 経営䌁画宀 プロゞェクトマネヌゞャヌ 2002幎より、スタヌトアップから䞀郚䞊堎䌁業たで耇数のIT䌁業で開発珟堎マネヌゞャヌ、郚門長などを経隓。 開発郚門の責任者ずしお新卒・䞭途の採甚面接を行っおきた。 2020幎より株匏䌚瀟DONUTSにお珟職に埓事、関連䌚瀟の開発郚門責任者および新芏SaaSプロダクト開発を担圓。 塚本陜䞀氏 株匏䌚瀟REJECT 執行圹員事業統括本郚長 2001幎株匏䌚瀟゚プム東京に入瀟。電通、オプトなどを経おKDDI 株匏䌚瀟に入瀟。宣䌝郚担圓郚長、デゞタル マヌケティング郚長ずしおauのブランド匷化ず事業拡倧に貢献。 カブドットコム蚌刞珟auカブコム蚌刞の執行圹を経お、2019幎4月B.MARKETING株匏䌚瀟 取締圹に就任。日本バスケットボヌル協䌚ずB.LEAGUEのマヌケティングを統括し、ファンベヌスの拡倧を掚進。 2021幎7月メルカリMarketing Directorに着任。マヌケットプレむス事業の成長に寄䞎。 2023幎1月より珟職。 野山嶺氏 株匏䌚瀟REJECT 新芏事業開発宀長 å…Œ 事業統括本郚営業郚長 同志瀟倧孊商孊郚卒業。 2018幎4月P&Gゞャパン合同䌚瀟に入瀟。 P&Gでは、家電ブランド「Braun」「OralB」のECモヌルやTVショッピング、家電量販店など10以䞊の小売店での営業責任者ずしお、売䞊成長に寄䞎。2021幎3月より珟職。 ■䞻催・モデレヌタヌ江端浩人 江端浩人事務所代衚 次䞖代マヌケティングプラットフォヌム研究䌚 䞻宰 ■䞻催・ホスト菊原 政信 フィルゲヌト株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL理事長) ■共催・進行・モデレヌタヌ藀元 健倪郎 D4DR株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL垞任理事 ■グラレコ束田 æµ· 氏 グラフィックレコヌダヌ http://orangemotion.strikingly.com/ ■䌚堎iU情報経営むノベヌション専門職倧孊 竹芝サテラむトオフィス 目次 1 トップランナヌたちが独自の取り組みを玹介 1.1 必芁なのは「楜しい」こず、誰もがバヌチャル空間に来るきかっけを 1.2 青森ねぶたの䞋絵をNFTで販売、テクノロゞヌを掻甚し文化ず人々の想いを継承する 1.3 掚しず二人きりでVR空間に Web3を䜿ったVTuber関連サヌビス 1.4 巚倧なプラットフォヌムであるゲヌムを掻甚し、メタバヌス事業の課題を解決 2 NFTは䞀般にハヌドルが高い普及するポむントずは 3 たずめ トップランナヌたちが独自の取り組みを玹介 フォヌラム前半では、今回のテヌマであるWeb3やメタバヌスなどに取り組む4぀の䌁業の担圓者が登壇し、それぞれが展開する独自のサヌビスに぀いお玹介した。 ゲスト講垫による各講挔をたずめたグラレコ ■必芁なのは「楜しい」こず、誰もがバヌチャル空間に来るきかっけを さわえみか氏株匏䌚瀟HIKKYクリ゚むティブディレクタヌ、取締圹COO HIKKYはメタバヌスむベントの䌁画運営や、VR゚ンゞンの提䟛などを手掛けおいる。圹員もそれぞれアバタヌを持ち、䞭には珟実䞖界をリタむアし、リアルの顔も本名も明かさないたた働いおいる圹員もいるずいう。 HIKKYはバヌチャル空間最倧玚のマヌケットフィスティバル、「バヌチャルマヌケット」を開催しおいる。䞖界䞭から100䞇人以䞊が来堎するVRむベントで、メタバヌス䞊の䌚堎には数倚くの䌁業が出展。VR空間で買い物をしたりラむブに行ったり、VRならではの䜓隓ができる。 さらにこの春、「My Vket(マむブむケット)」をリリヌス。億通り以䞊のアバタヌ䜜成が可胜で誰でも簡単にアバタヌやバヌチャルルヌムを持おる、新メタバヌスサヌビスを展開しおいる。 さわえ氏はバヌチャルマヌケットを含め、メタバヌスはクリ゚むタヌが「楜しい思える環境で䜜るこずが倧切」ず話す。「党人類がバヌチャル空間に来るきっかけを぀くりたい」ずいう思いで、日々楜しみながら、ナヌザヌが楜しめるさたざたな仕組みを発信しおいる。 ■青森ねぶたの䞋絵をNFTで販売、テクノロゞヌを掻甚し文化ず人々の想いを継承する 深谷尚史氏電通事業共創局プロゞェクト掚進郚れネラル・マネヌゞャヌ 電通は昚幎、グルヌプを暪断しお顧客䌁業のWeb3関連ビゞネスを支揎する「web3 club」を発足させた。 web3 club ではテクノロゞヌの進化に加え、今瀟䌚に起きおいる倧きな倉化ぞの察応をテヌマに掲げ、ずりわけマヌケティング、クリ゚むタヌ、メディア、デゞタル゚コノミヌの4぀の倉化に察応するさたざたな斜策に取り組んでいる。 その䞀぀ずしお、デゞタル経枈化が進む䞭、DX化が遅れ課題を抱えおいる地方を支揎するために䌁画されたのが「青森ねぶた祭NFT化プロゞェクト」だ。 ねぶたの山車は3カ月にも及ぶ時間ず2000䞇円の費甚、そしお䜜り手の想いを蟌めお制䜜されるが、その倧きさから保存が難しく、祭りのあずは毎幎壊される運呜にある。この䌁画は、ブロックチェヌン技術を䜿っおねぶたの䞋絵をNFT化し、䜜品を埌䞖に残すずずもに、販売金額の䞀郚を寄付しお地方支揎に぀なげるこずを目指したものだ。青森のねぶた垫ず珟代アヌティストがコラボレヌションした䜜品などを䜜り、NFTずしお販売。たた、2023幎のふるさず玍皎返瀌品ずしおも掻甚しおいる。 同様の課題をかかえる地方を支揎するため、今埌はこの仕組みを、日本党囜の祭り、䌝統芞胜、文化の継承に圹立おおいく蚈画だ。 ■掚しず二人きりでVR空間に Web3を䜿ったVTuber関連サヌビス 竹内䞀博氏株匏䌚瀟DONUTS経営䌁画宀プロゞェクトマネヌゞャヌ DONUTSはクラりドサヌビス、動画・ラむブ配信、メディアなど倚くの事業を展開しおいる。数幎前から力を入れおいるのがVTuber関連のサヌビスだ。 2021幎にスタヌトした「ずきめきVR」は、ファンが掚しのVTuberず䞀察䞀で話すこずができるプラットフォヌムで、珟圚およそ900名のVTuberが登録しおいる。元々、VTuberにはアむドルの握手䌚をZoomで再珟したりDiscordの通話などを䜿いファンず1on1で亀流したりする文化がある。VR空間を䜿っおより臚堎感ある䜓隓を提䟛しようずしたのがこのサヌビスの始たりだ。ナヌザヌはVRヘッドセットでも、スマホでも奜きな端末から参加ができる。 接続にはWebRTCWeb Real-Time Communicationずいう技術を䜿い、VTuberずファンをP2P通信でサヌバヌを通さず぀ないでいる。この仕組みによっお、どれだけ倚くの人が同時に接続しおもシステムが萜ちるこずなくサヌビスを提䟛できる。たたログが残らないため䌚話内容に぀いおも倖郚に挏れる心配がない。 竹内氏は、「VTuberは䞀般的にはただなじみがない䞖界かもしれないが、実は、こんなずころにもWeb3が䜿われおいる」ず玹介した。 DONUTSでは、今埌VTuberだけではなく、360床カメラで撮圱した実写映像をリアルタむムで送信し、VR空間で実際のアむドルず二人きりになれるサヌビスを展開する予定だ。 ■巚倧なプラットフォヌムであるゲヌムを掻甚し、メタバヌス事業の課題を解決 塚本 陜䞀氏株匏䌚瀟REJECT 執行圹員事業統括本郚長 野山 嶺氏株匏䌚瀟REJECT 新芏事業開発宀長 å…Œ 事業統括本郚営業郚長 REJECTはプロeスポヌツチヌム「REJECT」の運営を軞に、タレントビゞネス、倧䌚・むベント運営、メタバヌスなどの事業を展開しおいる。ゲヌムに関連するさたざたな事業を通しお、新たなゲヌムカルチャヌの想像ずコミュニティの圢成を目指す組織だ。 REJECTが珟圚取り組んでいるのが、倧型メタバヌスプラットフォヌムでもある䞖界的な人気ゲヌム「Fortnite」を掻甚したメタバヌス事業。メタバヌス事業に取り組む䌁業は増えおきおいるものの、若い人が集たらない、リアリティあるメタバヌス空間ができない、利甚者が少ないずいった悩みを抱え、なかなかうたくいかないケヌスが倚いずいう。REJECTでは3.5億人以䞊が登録するFortniteをベヌスに、REJECT所属のクリ゚むタヌなど自瀟のアセットを掻甚するこずで、こうした課題を解決できるず考えおいる。 䟋えば、制䜜したメタバヌスの知名床を高めるために、著名なYouTuberなどのむンフル゚ンサヌを招臎しお倧䌚を開催。倧䌚運営のノりハりやむンフル゚ンサヌずのコネクションを䜿い、制䜜するだけではなく、拡散し人を集めるこずもできる点が倧きな匷みだずいう。 塚本氏は今埌の展望ずしお、「eスポヌツ、メタバヌスをいっずきのムヌブメントで終わらせたくない。本質がどこにあり、䌁業のビゞネスやマヌケティング掻動にどう寄り添い課題解決に぀なげおいくのか、愚盎にトラむしおいきたい」ず話しおいる。 NFTは䞀般にハヌドルが高い普及するポむントずは パネリストの発衚に続き、䌚堎ではディスカッションや質疑応答が行われた。䞀郚を抜粋しお玹介する。 質問NFTはただハヌドルが高く、売れおいるのは䞀郚の人にずどたっおいる。自分でも䜜っおあげおみたが、かなり倧倉だった。たた、個人的には、NFTを単䜓で売るのはなく、メタバヌスなど䜕かず組み合わせた方が䟡倀は䞊がるのではず感じおいる。䞀般にNFTを普及させるこずは可胜なのか、それぞれの立堎でどう考えるか。 深谷氏仮想通貚ずりォレットを持぀ずいう点が、NFT普及を目指すずきにぶ぀かる珟時点での非垞に倧きな障壁だず思っおいる。りォレットず暗号資産取匕所の口座をコンバむンできるなど、今埌新しいサヌビスが出おくれば、その点での障壁は䞋がるはずだ。 䞀方でNFTを出せば高倀が぀くずいう状況は厩れ去っおいる。これからNFTを䞀般の人に広げおいくには付加䟡倀が重芁で、メタバヌスも有効な手段の぀だず思う。ほかにも䟋えば、リアルで䜕かに参加できるなど、付加䟡倀の䜜り方はたくさんある。NFTにどのような付加䟡倀を加えるかが、今埌の重芁なポむントになるだろう。 竹内氏ものを぀くる仕事をしおいる立堎ずするず、技術ずしおNFTを遞択すべき理由があるかどうかが重芁。NFTにもいろいろあり、再販売䞍可のものもあれば貞せるもの、償华されるものもある。それぞれいわば技術によるもので、コヌドの進化にずもなっおずりうる遞択肢も増えおいく。達成すべき目暙を達成するのにそのほうが有利ならNFTを䜿うし、ニヌズがあれば技術も進化するはずだ。 䟋えば先ほどのねぶたの䞋絵をNFT化する話で考えるず、NFT化するこずでねぶたが䞖界に認知されおいく。すごいな、芳に行きたいなず思ったら、メタバヌスでやっおいる。メタバヌスの䞭で、ラスベガスの隣でねぶたを楜しめる そうしたものが党郚あわさっおひず぀の文化、マヌケットを䜜っおいくのでは。ひず぀の入口ずしお、NFTはいいアむテムだず思っおいる。 質問日本のメタバヌス、取り組みの䜍眮づけをどう感じおいるか。加速させようず思うず䜕が必芁か。 さわい氏リアルな延長線䞊で自分のアむデンティティを持っお参加しおいる人たちず、ビゞネスで䜕かをしようずしおいる人たちで、珟圚は溝がある。䟋えば若いクリ゚むタヌのコミュニティはビゞネスの偎面が匷いものが入っおくるのを嫌い、盞容れない状況で、䞋手をするず炎䞊しおしたう。 これから必芁になっおくるのは、そうした察立をなくしお、メタバヌスに関わる人たちが、いろいろなメタバヌスの文化や、他で䜕をやっおいるのかを知り、いいずころを取り蟌んでいくこずではないか。そうしたこずができる仕組みが発明されおいく時期なのではず感じおいる。 塚本氏今は、ビゞネスずしお、䌁業がマヌケティングしおどう掻甚するかずいう点に議論がいきがちで、お客様や䜓隓する人にずっお、それがないず䜕がだめなのか、どういういう圢でそれが必芁かずいう議論がおざなりになっおいる。自分の反省も含め、䜕ができるっけずいう話が぀い先行しおしたう。 自分たちがやっおいるこずは䌁業にずっおだけではなく、その先にいるお客様、生掻者にどんな䜓隓を提䟛 できおいるのか。メタバヌスがあり、その䞭でどんな䟡倀を提䟛できおいるのか。それを぀き぀めるずいい 圢で゜リュヌションが深化し、その先にWebやメタバヌスの未来が日本でもみえおくるのではないかず感 じおいる。 江端氏プラットフォヌム戊略ずいう蚀葉が昔あったが、ブラりザずいうむンタヌフェむスしかない時代 は、いわゆる囲い蟌み合戊が繰り広げられおいた。察しお、Web3は解攟合戊になるのではないか。察立する のではなく、党䜓がプラットフォヌムずしおうたく機胜しおいくこずで、そこにネットワヌク効果が生たれ るのではず感じおいる。きょうの話を聞き、気付きを埗た点だ。 パネルディスカッションの内容をたずめたグラレコ たずめ Web3・メタバヌス・NFTなど、新しいテクノロゞヌが泚目を集め、ビゞネスシヌンでもさたざたな取り組みが始たっおいる。しかし、画期的で新しいサヌビスを提䟛できる可胜性を秘める䞀方で、人々に必芁ずされ、䟡倀を提䟛できるたでにはさたざたな課題がある。テクノロゞヌの進化ずずもに、時代にあった利甚シヌンを創造し、より豊かな瀟䌚に぀なげるこずができるのか、今埌の動向が泚目される。 䞻催Next Retail Lab、NMPLAB Next Retail Lab問い合わせ先 電話03-6427-9470 e-mailinfo@nrl-lab.net

  • 第55回Next Retail Labフォヌラム開催レポヌト「日本橋いづもや䞉代目の四方山話鰻文化の過去ず未来」

    【むベント報告】日本橋いづもや䞉代目の四方山話鰻文化の過去ず未来1/26第55回NRLフォヌラム 1月26日、第55回目になるNext Retail Labフォヌラムが開催された。 今回はゲスト講垫に岩本公宏氏いづもや/䞉代目をお招きし、「日本橋いづもや䞉代目の四方山話鰻文化の過去ず未来」をテヌマにご講挔いただき、フェロヌを亀えたディスカッションを行った。 岩本公宏 氏 1975幎10月2日、東京郜䞭倮区生たれ。倧孊卒業埌、暪浜にある老舗鰻店「わかな」で修業したのち、いづもや初代・祖母の他界をきっかけに「日本橋 いづもや」ぞ入店。 2003幎から7幎間「日本橋 いづもや 䞉越店」の店長を務める。珟圚は江戞通り沿いにある本通で腕を振るい、鰻文化の継承のため尜力しおいる。 ■ホスト菊原 政信 フィルゲヌト株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL理事長) ■進行・モデレヌタヌ藀元 健倪郎 D4DR株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL垞任理事 ■ディスカッション参加フェロヌ ・坂野 泰士 氏 有限䌚瀟シンプル研究所 代衚取締圹 ・川連 䞀豊 氏  JECCICAゞャパンEコマヌスコンサルタント協䌚 代衚理事 ・山本 貎倧 氏  株匏䌚瀟山本海苔店 代衚取締圹瀟長 目次 1 鰻業界の課題 2 䌝統の味を未来に぀なげるために 2.1 ①店の発展 2.2 ②埌進の育成 3 たずめ 鰻業界の課題 創業から70䜙幎の歎史を持぀鰻 いづもやは、東京・日本橋に本店、日本橋䞉越店に出店しおいる鰻屋だ。戊埌間もない時期に創業し、瀟䌚や環境の倉化がある䞭で、地道な努力により䌝統的な鰻の味を次の䞖代に受け継ごうずしおいる。 鰻は近幎、皚魚の䞍持が話題になっおいる。鰻の皚魚であるシラスりナギは、kgの取匕䟡栌が400䞇円を超えた幎もあったそうだ。 業界ずしおは鰻の完党逊殖を埅ち望んでいるのが珟状だずいう。鰻の完党逊殖ずは、出荷予定の倩然鰻や逊殖鰻の䞭から䞀郚を逊殖甚に残し、卵が孵っお成魚になるたで育おる逊殖方法を指す。 同じく海産物を取り扱う山本海苔店の山本氏より、逊殖方法ぞのこだわりに぀いお質問があった。 山本氏枩暖化で海苔も捕獲量が少なくなっおいる。逊殖の話も出るがコストが高く難しい状況だ。鰻の堎合、なぜそこたでしお完党逊殖に力を入れるのか気になる。 岩本氏鰻は育おた埌、出荷しお食べる流れができおいるために、そのたたのサむクルを続けるず鰻を根絶やしにする状態になっおいる。逊殖鰻を育おるためにも倩然鰻が必芁だが、どちらも捕獲され食べられおいる状況だ。生態系や環境問題の芳点からも、珟状には課題が倚い。安定しお鰻を食べおもらいたいからこそ、鰻の完党逊殖化が必芁ず考えおいる。 䌝統の味を未来に぀なげるために ① 店の発展に向けお 岩本氏は店の発展のために、2぀の取組みを行った。料理の提䟛方法の工倫ず、さたざたな料理組合や団䜓ずいった店の倖での経隓を積むこずだ。 料理の提䟛方法に぀いお、入瀟しおすぐに出店が決たった日本橋䞉越店で様々な工倫を凝らしたず岩本氏は語る。 日本橋䞉越は子䟛の頃から通っおいたデパヌトだからこそ、岩本氏も来店客が本物の味を知っおいるこずをよく理解しおいた。そのお客様が満足するものを提䟛しなければならないず考え、䞀番矎味しいず思う焌きたおを提䟛するようにしたずいう。 しかし、泚文が入っおから焌くため時間がかかり、来店客は垰っおしたう。さらには、先代である父や䞉越の瀟員からも批刀され、すぐには結果が出ない日々が続いたそうだ。それでも岩本氏は、埐々に手応えを感じ、䞀人ひずり、店舗埓業員に接客の仕方を説明し、前もっお予玄しおもらうこずで焌きたおを提䟛するずいうアプロヌチで、業瞟の回埩に結び぀けた。 いづもやではコヌス料理も提䟛しおいる。しかし、最埌の鰻重が運ばれる前に、刺身やお碗や揚げ物ずいった他の料理で満腹になっおしたうお客様が倚く、鰻重が持ち垰りになるこずも少なくなかった。そこで、せっかくなら鰻を満喫しおもらいたいず考えた岩本氏は、鰻づくしのコヌスを開発した。鰻が入った卵焌きや癜焌きなどをメむンの前に出すこずで、鰻重を食べるこずができずずも鰻料理を楜しむこずができるずいうこずだ。 たた、料理組合などの倖郚団䜓では、他のお店の人ず繋がり、亀流するこずで様々な知芋を埗たずいう。 䟋えば、倩ぷら店の人には倩汁の配合を、寿叞店の人には質の良いワサビの産地などを積極的に質問し、亀流を持った人のお店にも足を運んだ。同様に、自分が他店の若手料理人にお店の秘蚣を質問されたずきには答える。そうしお知識を継承するこずこそが、䌝統文化を぀なぐず岩本氏は考えおいる。 ② 埌進の育成 岩本氏は鰻業界の発展を目指しお、商品・サヌビスの向䞊だけでなく、埌進の育成にも力を入れおいる。 若手の人材が少ないこずが目䞋の課題でもあるため、たず䜕よりも魅力的な職堎づくりが重芁だず岩本氏は話す。 たず、新しい人材には、䞋積み仕事をしおもらうだけではなく、先茩や職人が盎接仕事を教えおいる。昔は「時間がかかっおも仕事は芋お芚えおもらう」ずいうやり方であったため、その厳しさに耐えた人材だけが残っおいたが、少ない若手になるべく長く鰻業界で仕事をしおもらうため、やりがいを感じられる職堎づくりを行っおいる。 たた、䞀通り仕事ができるようになったら他の鰻店に移るこずも重芖しおいる。今や業界は慢性的に人手䞍足であり、ある皋床仕事ができる若手人材にはどんどん仕事を任せられる。仕事を任されるこずで若手人材にも自信やプラむドが぀き、プラむドにかけお腕を磚くように努力するようになる。その結果、12幎するず若手が䞀人前の職人になる。育った職人は新しい若手人材がやっおきたずきに、自分が教わったように仕事を教えようずいう奜埪環が生たれる。 岩本氏は鰻業界の20幎埌、30幎埌を芋据えお、そうした奜埪環を生み出そうずしおいるのだ。 埌進の育成に぀いお、ディスカッションでも掘り䞋げる質問が倚く出た。䞀郚を以䞋に抜粋する。 山本氏若手が䞀通り仕事を芚えたら倖に出すずのこずだが、その際には、最終的にはいづもやに垰っおきおもらうずいう前提があるのか。 岩本氏垰っおくるかは本人に任せおいる。行った先の店の居心地が良ければ、そのたた残っお経隓を積むこずもできるし、いづもやに垰りたいずいう思いがあれば受け止めるようにしおいる。たた、戻っおきおくれた職人は他店でレベルアップしおいるので、埌進の育成もでき、店の䞻戊力になる。 業界にずっおは、若手人材は他店でも自店でもいおくれるだけでこの䞊ない財産だず思っおいる。採甚蚈画も、他店に行っおもらったあずに戻っおこない職人もいるこずを念頭に立おおいる。 たずめ 党䜓を通しお、岩本氏が自瀟の店舗に限らず鰻業界党䜓の発展のために動いおいるのが印象的であった。 飲食業界では人手䞍足が続いおいるが、その飲食業界の䞭でも倚様化が進み、䌝統の味を継げる人はたすたす枛少しおいる。食材である鰻も絶滅の危機に瀕しおいる。このたた䜕もしなければ、鰻の文化が廃れおしたう可胜性が高い。 しかし、岩本氏が店の発展ず埌進の育成のどちらも盞手目線で動いおいるこずで、いづもやは日本橋䞉越店で行列ができるほどの人気がある繁盛店ずなっおいる。 提䟛するサヌビスの向䞊だけでなく、支えおくれる埓業員のための環境づくりず人材育成の奜埪環が産業を発展させおいくずいうこずは、䌝統産業に限らずどの業界でも普遍的に重芁なポむントず蚀えるだろう。 日本橋 いづもやHPより「ランチ特別サヌビスうな重」(限定食 https://www.idumoya.com/menu/ 䞻催Next Retail Lab 問い合わせ先 電話03-6427-9470 e-mailinfo@nrl-lab.net

  • 第54回Next Retail Labフォヌラム開催レポヌト「店舗スタッフず顧客ずの関係性から始たる店舗DXの未来」

    12月15日、第54回目になるNext Retail Labフォヌラムが開催された。 今回はゲスト講垫に小野里寧晃氏株匏䌚瀟バニッシュ・スタンダヌドCEO/代衚取締圹をお招きし、「店舗スタッフず顧客ずの関係性から始たる店舗DXの未来」をテヌマにご講挔いただいた。 小野里 寧晃 氏 1982幎10月24日矀銬県前橋垂生たれ。2004幎倧手Web制䜜䌚瀟に入瀟、EC事業郚長ずしお䞻にアパレル䌁業などのECサむト制䜜に埓事。2011幎株匏䌚瀟バニッシュ・スタンダヌドを蚭立。EC構築から運営の党おを請け負うフルフィルメント事業を提䟛する䞭で「店舗を存続するEC」を目指し、2016幎に店舗スタッフをDX化させる " スタッフテック " サヌビス「STAFF STARTスタッフスタヌト」を立ち䞊げる。 ■ホスト菊原 政信 フィルゲヌト株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL理事長) ■進行・モデレヌタヌ藀元 健倪郎 D4DR株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL垞任理事 ■ディスカッション参加フェロヌ ・村山 らむね 氏 有限䌚瀟スタむルビズ 代衚取締圹 ・川添 隆 氏  株匏䌚瀟ビゞョナリヌホヌルディングス 取締圹 CDO å…Œ CIO ・埳力 基圊 氏  note株匏䌚瀟 noteプロデュヌサヌブロガヌ ・高野 䞀朗 氏 モニタヌホヌム株匏䌚瀟 代衚取締圹opportunity creator 目次 1 店舗スタッフが自瀟ECサむトで接客販売する「STAFF START」ずは 2 店舗スタッフを起点にOMOを実珟 2.1 ①店舗スタッフの投皿が共感を呌ぶ 2.2 ②共感から指名賌入 2.3 ③指名賌入から指名来店ぞ 3 たずめ 店舗スタッフが自瀟ECサむトで接客販売する「STAFF START」ずは バニッシュ・スタンダヌドが提䟛するサヌビス「STAFF START」は、店舗スタッフが自瀟ECサむトでオンラむン接客ができるアプリである。各スタッフがコヌディネヌト、レビュヌなどのコンテンツを自瀟ECサむトに投皿ができるようになっおおり、その投皿やオンラむン接客の成果を蚈枬・可芖化しお、スタッフにその売䞊や評䟡を還元するこずができる。 珟圚、利甚ブランド数は2100を超え、アパレル業界に限らず、家具業界、家電業界、コスメ業界など倚様な業界に広がっおいる。「STAFF START」を掻甚しお店頭の玄100倍の個人売䞊実瞟を䞊げたスタッフもいるずいう。 店舗スタッフを起点にOMOを実珟 「STAFF START」を䜿うこずで売䞊を䌞ばすには、「共感」が鍵ずなる。顧客が店舗スタッフの投皿に共感するこずで、ファンになり商品を賌入するようになるのである。「STAFF START」の掻甚における成功䟋に぀いお、小野里氏は3぀のステップに分けお分析しおいる。 ①店舗スタッフの投皿が共感を呌ぶ これたで各ブランドはプロのモデルが服を着おいる写真をむメヌゞ写真ずしお䜿っおきたが、倚くの顧客にずっおは自分ずモデルの䜓型が離れおおり、実際の着甚時のむメヌゞが湧きにくい。顧客に必芁なのは、自分ず䌌た䜓型のスタッフが商品を着甚・䜿甚しおいる写真なのだ。 たた、䞀般的にそれぞれの商品には倚くのコヌディネヌトが存圚する。数倚くのスタッフが考えたそれぞれのコヌディネヌトの写真があれば、その真䌌をしたり、自分のワヌドロヌブに取り入れるむメヌゞをしたりしお、賌入の埌抌しになる。 顧客は数倚くの投皿の䞭から、自分の奜みのテむストや骚栌・スタむルが合うスタッフを探し、継続的に投皿を芋るこずで共感を重ねおいくのである。 ②共感から指名賌入 「STAFF START」には、各スタッフがアプリから個人のInstagramやYou Tube等のSNSに誘導するこずができる機胜がある。 同じスタッフに䜕床も共感した顧客は、スタッフ個人のSNSをフォロヌする傟向にある。そこからスタッフのコヌディネヌトだけではなく、人柄を知り、やがおファンになり、指名賌入するようになるずいう。 このポむントに぀いお、フェロヌの高野氏から「お埗意様」になる顧客に぀いお質問があった。 高野氏店舗スタッフ個人の指名買いをするほどのファンを獲埗する秘蚣はあるか。 小野里氏なぜお埗意様が獲埗できるか研究しおいる途䞭ではあるが、お客様のニヌズも分析しながらコヌディネヌトを提案する・お客様ずの接觊回数を増やすずいった斜策で、ある皋床は再珟ができおいる。しかし所感ずしお、やはり重芁なのは人間力だず思う。「なぜ奜きになるのか」たで掘り䞋げようずするず難しい。これをどう定量化するかが今埌のテヌマになる。人間味がある人、特に同性に奜かれる人が、販売力が倧きいのがわかっおいるから、なぜ同性に奜かれるかを自分達でアルゎリズムを理解し数倀化しおいきたい。 ③指名賌入から指名来店ぞ スタッフの䞭には、ロケヌションに関係なく顧客が接客をしおほしいず来店するほどの人材もいる。時ずしおブランドそのものの魅力以䞊にスタッフの持぀力が倧きいこずもある。 ここには特にリアル店舗の䟡倀が問われる昚今においお重芁なヒントがあるずいうこずで、ディスカッションでもさらに掘り䞋げる議論が行われた。 村山氏掋服を買うずき、服を着替えお詊着宀から出るず、店舗スタッフが「お䌌合いですよ」ずお䞖蟞でも耒めおくれるず嬉しいず私は思う。耒めお人を嬉しくさせるのが、人が持぀力ず蚀えるず思う。 藀元詊着宀を出たずきに耒めおもらえる䜓隓は、来店したずきならでは。 坂野氏重芁なのは期埅倀だず思う。最初は嬉しく感じたこずも、同じ刺激を繰り返すこずで期埅倀を超えるハヌドルがどんどん䞊がっおしたう。その期埅倀をうたくコントロヌルするのが店舗スタッフの圹割かもしれない。ずいうのも、これたで期埅倀のコントロヌルを機械に任せようずしおは倱敗しおきた。人が期埅倀を䞊手くマネゞメントできるように、環境ずしおの仕組みを䜜るこずが「STAFF START」の圹割ではないか。 たずめ 党䜓を通しお、小野里氏が店舗スタッフの目線に立っおいる点が印象的な回であった。売䞊を䌞ばすこずを目指すのはもちろん、共感やファンを埗るこずに成功し貢献したスタッフをきちんず評䟡するこずで、ポゞティブなサむクルが生たれおいる。その評䟡ず還元がスタッフにずっおも成功䜓隓になり、モチベヌションに぀ながっおいるのだ。 今や消費スタむルは倚様化・现分化し、モノやサヌビスの良さ以䞊に、消費行動に付随する䜓隓や意矩が重芖されおいる。顧客の䞀番近くにいる店舗スタッフが自由に挑戊し、評䟡される環境を䜜るこずが、ひいおは顧客に魅力的な䜓隓を提䟛するための重芁なポむントになるだろう。 䞻催Next Retail Lab 問い合わせ先 電話03-6427-9470 e-mailinfo@nrl-lab.net

  • 第回Next Retail Labフォヌラムレポヌト「珟堎䞻導のデヌタ駆動経営が成功をもたらす」

    11月17日、第53回目になるNext Retail Labフォヌラムが開催された。 今回はゲスト講垫に柳瀬 隆志氏株匏䌚瀟グッディ代衚取締圹瀟長をお招きし、「珟堎䞻矩のデヌタ駆動経営」をテヌマに、自瀟の取り組み事䟋やそこからの気付き、これからの展望などをお話いただいた。 1976幎犏岡生たれ。 東京倧孊経枈孊郚卒業埌2000幎䞉井物産入瀟し食料本郚に所属冷凍食品等の茞入業務に取り組んだ埌2008幎嘉穂無線株匏䌚瀟(のちの株匏䌚瀟グッデむ)入瀟。 営業本郚長・副瀟長を経お、2016幎6月嘉穂無線ホヌルディングス株匏䌚瀟及び株匏䌚瀟グッデむ瀟長就任。2017幎4月からはグルヌプ䌚瀟の株匏䌚瀟カポンタヌプラむズにおクラりド掻甚やデヌタ分析を行う事業にも取り組んでいる ■ホスト菊原 政信 フィルゲヌト株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL理事長) ■進行・モデレヌタヌ藀元 健倪郎 D4DR株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL垞任理事 ■ディスカッション参加フェロヌ ・長谷川 秀暹 氏 ロケスタ株匏䌚瀟 代衚取締圹 ・郡叞 昇 氏 店舗のICT掻甚研究所 代衚 ・濱野 幞介 氏 株匏䌚瀟プリズマティクス株匏䌚瀟 代衚取締圹 目次 1 既存の仕組みを倉えられないDX埌進䌁業が、日本DX倧賞・倧芏暡法人郚門で倧賞を受賞するに至るたで 2 システムだけでなく「人材のDX化」を通じお、瀟員のモチベヌションを高める 3 DXを通じお、動き続ける・アップデヌトし続ける䌁業ぞ 4 たずめ 既存の仕組みを倉えられないDX埌進䌁業が、日本DX倧賞・倧芏暡法人郚門で倧賞を受賞するに至るたで 「第回日本DX倧賞」の「倧芏暡法人郚門」で倧賞を受賞したグッデむだが、2008幎に柳瀬氏が入瀟した際は、党くデゞタル化の進んでいない状況であったずいう。IT人材は䞍足しおおりいわゆる「䞀人情シス」の状態で、りェブサむトもメヌルも䜿わず、資料も玙ベヌスのアナログ環境、既存の仕組みを倉えられない倉化を嫌うカルチャヌがたん延したDX埌進䌁業だった。珟堎では、売り堎構築も「経隓ず勘」を元に、蚈画がなく行き圓たりばったりの状況で、業瞟䞍振に陥っおいた。 柳瀬氏は、業瞟䞍振ずいう状況もあり、システムを䞀から構築するのではなく、既存のSaaS等のシステムを掻甚し、比范的䜎コストでデゞタル化を掚進した。情報共有ツヌルには「Google Workspace」を導入し、瀟内のコミュニケヌションを匷化したほか、BIツヌルの「Tableau」で、店舗カルテ、リアルタむムな売䞊デヌタや売䞊予枬デヌタ等を経営刀断に必芁な分析を行えるようにした。 その際、既存の自瀟基幹システムは業務負荷や費甚面などの理由で手を぀けず、新たにデヌタシステム基盀を構築した。基幹システムに蓄積されたデヌタはクラりド䞊のビックク゚リに蓄積し、その他にたずえば気象庁のデヌタも連携しおいる。 新たなデヌタシステム基盀が構築されたこずで、スマヌトフォンやタブレット端末から圚庫情報ぞのアクセスや発泚業務ができるようになり、䜜業効率が倧幅に改善した。たた、売䞊のリアルタむム把握や、BIツヌルでの倚角的な分析がスピヌディヌに行えるようになったこずで、業瞟向䞊に぀ながる斜策が実行できるようになった。 システムだけでなく「人材のDX化」を通じお、瀟員のモチベヌションを高める 倚くの䌁業が抱える重芁課題ずしお、デゞタルリテラシヌの栌差がDX化を劚げおいる実情があるが、グッデむではどのようにこの課題を解決したのだろうか 柳瀬氏がグッデむに入瀟した圓初はIT人材が䞍足しおおり、倉化を嫌うカルチャヌがたん延しおいたこずは前述の通りだ。珟堎では、売䞊等の数字よりも経隓や勘で売り堎を構築しおいたり、具䜓の蚈画が無いたた行き圓たりばったりの察応を行い、勘が鈍るからデヌタを芋ないずいう䟡倀芳も䞀郚で浞透しおおり、経営的な芳点からのマネゞメントができおいない状況だったずいう。 瀟員のマむンド倉革の䞀貫ずしお、遞抜された瀟員に向けたデヌタ勉匷䌚を実斜。統蚈の基瀎やツヌルの扱い方等の孊びを通じ、デヌタドリブン・経営目線からの分析ができるようになっおきただけでなく、新しい取り組みに積極的に参加しおいく空気やチャレンゞ粟神が醞成できたずいう。売り堎や商品郚などでは、デヌタを掻甚した売り堎構築や商品開発、仕入等においお、その成果が芋える化しおいくに぀れお瀟員の自信やモチベヌションアップに぀ながり、瀟内党䜓の空気が倉わっおいったずいう。 フェロヌの長谷川氏からは以䞋の質問があった。 長谷川氏組織ずしお、どのくらいSQLを組めたりTableauでダッシュボヌドを構築できる等の人材が必芁ず考えおいるか 柳瀬氏本郚瀟員が100名ほどいるが、56割にたで高めおいければず考えおいる。店舗の珟堎も含め党員が必芁なスキルずは考えおいないが、デヌタの裏付けがある斜策や行動を取ったほうが効率は良いだろう。小売の珟堎は、実際の商品や売䞊のデヌタを䜿っお分析できたり、あるファクタヌがすぐにデヌタに反映したりず、珟堎からすぐに成果を発掘できお独特の面癜さがあるず思うので、デヌタ経営に関心を持぀人には楜しいず思う。 DXを通じお、動き続ける・アップデヌトし続ける䌁業ぞ 「DXデゞタルトランスフォヌメヌションは目的でなく、デゞタルを通じお課題を解決し、それを扱う人のマむンドを業務倉革やむノベヌション思考にアップデヌトしおいく手段である」 このように䜕床か柳瀬氏が述べおいたのが印象的だった。 最埌に䌁業のあり方に぀いお話があり、「䌁業にも慣性の法則がある」ずいう蚀葉にDX倧賞を受賞するたでの今たでの苊劎が読み取れた。なかなか倉われない、倉わりたくない䌁業は、止たっおいるものは止たり続けようずする慣性の法則そのものだ。しかし、逆に動いおいるものは動き続けようずするのも事実。人材や䌁業が第䞀歩を螏み出すために、最初のひず抌しずおも倧倉ではあるがで動きを䜜れば、そこから呚りも倉わっおいく。 実際に柳瀬氏もこれらの取り組みを通じお、瀟員の動きが倉わっおいったこずを実感したずいう。最初は傍芳者だった瀟員が、少しず぀成果や結果が可芖化されるに぀れお、私もやっおみたい、私もなにか力になれるのではないかず行動倉容しおいった。 䌁業ずしおは、時代の倉化に察応しお新しいこずをやる、状況を分析しお自瀟の進むべき方向性を瀺すこず、それに応じた「スキル・むンフラ」をアップデヌトし続けおいくこずが必芁であるず締めくくった。 フェロヌの濱野氏からは以䞋の質問があった。 濱野もずもずデヌタを扱っおいなかったり、吊定的な意芋を持぀人ぞの「最初のひず抌し」は盞圓の摩擊力があったず思われるが 柳瀬氏最初は本郚䞻導でデヌタ掻甚の成功事䟋を積み䞊げおいった。導入初期に珟堎で぀たずいおしたうず、その埌再床䜿っおもらうのに倧きな力が必芁になるためだ。実際、本郚でこなれおきた頃に、珟堎から自発的に掻甚したいずの声が出始めた。 たずめ グッデむの取り組みでは、ITむンフラやシステム構築だけでなく、人材育成・DX化の優れた戊略が印象的であった。デヌタ掻甚やデヌタ経営に興味のある瀟員を発掘し、デヌタ勉匷䌚珟圚はGooDay Data Academyず呌称を通じおスキルを匕き䞊げ、数々の成功事䟋を原動力に、人材の力で「動ける䌚瀟・アップデヌトできる䌚瀟」ぞず倉革しおいった。 ディスカッションでは今埌の取り組みも聞かれた。すでにLINE公匏アカりントは倚くの䌚員数を擁するが、䌚員IDずPOSデヌタから顧客を分析し、顧客提䟛䟡倀を曎に高めおいくずのこずだ。たた、今埌は「りェルビヌむング」をテヌマに、顧客ぞ新しい暮らしやラむフスタむルを提案しおいきたいず語った。犏岡県糞島の叀い家を賌入し、自分たちでリフォヌムをする取り組みも面癜い。実際の取り組みを通しお、どのような䜜業が楜しくお、圹に立぀のか。その経隓から、グッデむが今埌どうあるべきかを思考しながら、りェルビヌむングを探究しおいくずのこずだ。 䞻催Next Retail Lab 問い合わせ先 電話03-6427-9470 e-mailinfo@nrl-lab.net

  • 第50回Next Retail Labフォヌラム開催レポヌト「ドラッグストアにおける次䞖代顧客デヌタ掻甚」

    【むベント報告】ドラッグストアにおける次䞖代顧客デヌタ掻甚9/22第50回NRLフォヌラム 9月22日、第50回目になるNext Retail Labフォヌラムが開催された。 今回はゲスト講垫に西郷 孝䞀氏株匏䌚瀟薬王堂取締圹垞務執行圹員営業本郚長ず遠藀 囜忠氏株匏䌚瀟Novera代衚取締圹CEOをお招きし、「ドラッグストアにおける次䞖代顧客デヌタ掻甚」をテヌマに、小売業界がどのようにデヌタを掻甚しおいくべきかご講挔いただいた。 1978幎、岩手県矢巟町生たれ。倧孊卒業埌、花王で5幎間勀務。 その埌、2012幎4月に株匏䌚瀟薬王堂に入瀟。営業䌁画郚郚長、商品郚郚長、業務改革郚郚長、経営䌁画郚長を歎任し、取締圹垞務執行圹員経営戊略本郚長ずしお経営に携わる。 2018幎4月に蚭立した薬王堂100子䌚瀟の「Medica」の代衚取締圹、2021幎5月には薬王堂ホヌルディングス垞務取締圹経営戊略郚長に就任。 珟圚は、䌁業ずしおの䞭長期的な戊略の立案から実行ず、他業界の人材ず䌁業ずのコラボレヌションを掚進しおいる。 2011幎に株匏䌚瀟サむバヌ゚ヌゞェントに新卒入瀟。 マッチングサヌビスに䌁画ず゚ンゞニアの䞡面から携わった埌、スマヌトフォン向け゜ヌシャルゲヌム「ミリオンチェむン」のプロデュヌサヌ・ディレクタヌ、「ガヌルフレンド♪」のリヌドプランナヌなどを経隓。 2017幎1月よりNoveraを創業し代衚取締圹CEOに就任。 ■ホスト菊原 政信 フィルゲヌト株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL理事長) ■進行・モデレヌタヌ藀元 健倪郎 D4DR株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL垞任理事 ■ディスカッション参加フェロヌ ・村山 らむね 氏 有限䌚瀟スタむルビズ 代衚取締圹 ・郡叞 昇 氏 店舗のICT掻甚研究所 代衚 ・矢野 貎久子 氏 株匏䌚瀟アむスタむル Beauty Tech.jp線集長 目次 1 アプリで自分に合った化粧品がすぐに分かるAI肌蚺断ずは 2 AI肌蚺断が営業指暙にもたらした3぀の効果 3 小売事業者の店頭のデヌタ掻甚の成功ぞの぀の条件 3.1 知識ず経隓倀 3.2 コミュニケヌション力察等な䌁業関係 3.3 倚皮倚様な小売デヌタ環境の敎備 4 たずめ アプリで自分に合った化粧品がすぐに分かるAI肌蚺断ずは 珟圚、倚くの䌁業が公匏アプリを掻甚しおおり、その存圚は䞀般的なものずなっおいる。そのなかで薬王堂の公匏アプリには泚目すべき機胜がある。それはAIを掻甚した肌蚺断だ。スマホのカメラで自分の顔を撮圱するず、AIが肌の状態を蚺断しおくれる。 なぜ、自分の顔を撮圱するだけで肌蚺断が可胜なのか。珟圹矎容郚員200人の知芋を孊習したAIがそれを可胜にしおいる。そのため、プロの矎容郚員に蚺断しおもらっおいるような䜓隓がアプリ䞊でできる。たた、薬王堂が持぀顧客の賌買デヌタずパヌ゜ナルデヌタを掛け合わせるこずで、自分ず肌の状態が近い人が買っおいる化粧品もおすすめしおくれるのである。 AI肌蚺断に぀いお、フェロヌの村山氏は以䞋のようにコメントした。 村山氏䟋えば、私が今かけおいるメガネはZoffの顔蚺断アプリで買ったものだ。そのアプリの良かった点は、たくさんある商品の䞭で自分に合ったものをレコメンドしおくれお、時間をかけずに遞べるこず。化粧品も人によっお合うものが違うため遞ぶのが難しいが、アプリで簡単に自分に合ったものを遞ぶこずができれば、ナヌザヌずしお䜿い続けるのだず思う。 AI肌蚺断が営業指暙にもたらした3぀の効果 AI肌蚺断により、基瀎化粧品に察する3぀の芁玠が向䞊した。 ぀目は、客単䟡である。AI肌蚺断経隓前ず経隓埌で顧客の1人回あたりの客単䟡は、6,831円から8,691円ぞず向䞊しおいる。しかし他のデヌタを参照するず、これは賌入品数が増加しおいるためではない。西郷氏はこの結果に察しお、ナヌザヌが肌蚺断の結果ずリコメンドを信頌しお、より高単䟡な商品の賌入を決断しおいるのではないかず分析する。埓来ドラッグストアで化粧品を賌入するずきは、自分だけで調べ、遞ぶこずがほずんどだ。しかしAIの客芳的な蚺断ずリコメンドは、信頌できる倖郚からの刀断である。その点では、AI肌蚺断がデパヌトの矎容郚員のように䜿われおいるずも蚀える。 出兞西郷氏、遠藀氏資料 ぀目は、顧客生涯䟡倀、぀たり顧客が長期間サヌビスを利甚しおいるうちに䜿う金額だ。AI肌蚺断の経隓前ず経隓埌で、22,997円から61,558円ぞず倧幅に䞊昇しおいる。薬王堂が拠点ずしおいる東北地方では人口が枛少しおいる地域が倚く、新芏顧客を獲埗するのは難しい。䞀床関係を築いた顧客ず良奜な関係性を維持し、収益を高めるこずは重芁である。 出兞西郷氏、遠藀氏資料 3぀目は、2回目の来店たでにかかる日数だ。AI肌蚺断経隓前ず経隓埌で93.7日から90.8日に短瞮した。 䞀方で前述のずおり、1回あたりの賌入点数が増加したずいう結果は出おいない。西郷氏はこの点に぀いお、ただアプリの改善の䜙地があるず考えおいる。䟋えば、商品情報の充実、商品カテゎリの最適化、AIリコメンドの粟床向䞊などだ。 特に商品情報を充実させるこずは重芁である。ただメヌカヌず連携しきれおおらず、商品情報が少ないこずを西郷氏は課題に感じおいる。商品情報が乏しい商品は、いくらAIがおすすめしおもナヌザヌは賌入をためらう可胜性が高い。今埌、商品の情報を充実させるために、メヌカヌずの連携を匷化しおいくこずが重芁だず西郷氏は考えおいる。 フェロヌの郡叞氏は、アプリの改善に぀いお別の芖点から指摘した。 郡叞氏AIの刀断に矎容郚員の目線をむンプットしおいるずのこずだが、矎容郚員が持っおいる商品の売り方もノりハりずしお導入できれば、顧客ずのコミュニケヌションの幅が広がるのではないか。 いずれにせよ、AIデヌタを掻甚するだけではなく、その先にある顧客ぞの提䟛方法を充実させるこずが次のステップずしお重芁である。 小売事業者の店頭におけるデヌタ掻甚の成功ぞの3぀の条件 ここたでの話で、AI肌蚺断の導入により小売KPIを向䞊する方法論が分かっおきた。しかし単玔にAIを導入するだけでは、成功は難しい。AIを掻かすためには小売事業者偎も取り組むべき条件がある。 1. 知識ず経隓倀 小売業の珟堎だけでなく、経営局もAIの知識を持぀こずが鍵ずなる。AIを導入しおすぐに売䞊に圱響するずは限らないからこそ、経営局に長期的な運甚になるこずを理解しおもらい、蚭蚈をしおいく必芁がある。 䞊蚘のケヌスでは、西郷氏がAIを䜿ったデヌタ掻甚に察しお理解を深めおいたため、成果が埗られたずいうこずだろう。 さらに重芁なのが、AIによるデヌタ掻甚の経隓である。経営者自身もAIデヌタ掻甚を経隓するこずで、AIデヌタ導入の前埌もスムヌズにサヌビスを提䟛するこずができる。西郷氏もデヌタ掻甚のためにNoveraず䜕床も打ち合わせを行い、実際にAIデヌタ掻甚を経隓する䞭で自瀟に最適なAIデヌタの掻甚方法を芋぀け、導入を進めおきたそうだ。 2. コミュニケヌション力察等な䌁業関係 小売事業者ずAIデヌタ掻甚の䌁業が共同でサヌビスを提䟛する堎合、どちらかに頌り切るこずがないバランスも重芁である。 協業で䞀぀のサヌビスを提䟛するのは難しいが、積極的にコミュニケヌションをずり、お互いを理解するこずが、専門性の高いデヌタ掻甚をするうえでは欠かせない。 お互いに専門分野を知っおいるからこそ、できるこず・できないこずを共有しながら、玠早く改善点を芋぀けおサヌビス向䞊に取り掛かるこずができる。 3. 倚皮倚様な小売デヌタ環境の敎備 3぀目はAIを掻甚するためのデヌタをきちんず敎備するこずだ。デヌタが敎備されおいるこずで、AIは生掻者に最適なサヌビスを提䟛できる。 基本的に賌買デヌタしか持っおいない小売事業者は少なくないが、賌買デヌタのみで粟床の高い予枬をするこずは難しい。たた、AIが孊習できるようにデヌタを敎備するにも、専門知識のある担圓者が必芁になる。 薬王堂の成功を分析する䞊で、賌買デヌタだけでなくパヌ゜ナルデヌタを取埗し、さらにAIが孊習できるように敎備しおいるこずも重芁なポむントである。 たずめ 薬王堂の䟋から、小売業界がAIを掻かすには専門分野の人に任せっぱなしにするのではなく、経営局も胜動的にプロゞェクトに関わる必芁があるこずが分かった。Noveraの遠藀氏は、西郷氏がAIに理解があったからこそここたで進められたず話す。小売事業者の経営局がAIに぀いお理解しおいないたた蚈画を進めるず、長期的な運甚を芋据えたビゞネス蚭蚈ができない、AIの導入埌すぐに結果を求めお珟堎ずギャップが生じおしたうずいった問題が発生しうる。 今埌、AIやデヌタ掻甚で顧客の䜓隓䟡倀が向䞊すれば、さらなる販促も成功する可胜性が高たる。そのためにも、薬王堂のようにAIやデヌタの掻甚方法に぀いお、䌁業を挙げお勉匷しおいくこずが䞍可欠になるだろう。 ◆◆◆◆新芏䌚員募集䞭◆◆◆◆◆◆◆ https://www.nr-lab.net/enrollment ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 䞻催Next Retail Lab 問い合わせ先 電話03-6427-9470 e-mailinfo@nrl-lab.net

  • 第49回Next Retail Labフォヌラム開催レポヌト「メタバヌスずリテヌルの未来」

    【むベント報告】メタバヌスずリテヌルの未来7/20第49回NRLフォヌラム 7月20日、第49回目になるNext Retail Labフォヌラムが開催された。 今回はパネリストずしおNRL理事の林盎孝氏J.フロント リテむリング株匏䌚瀟 執行圹垞務 グルヌプデゞタル統括郚長、NRLフェロヌでもある埳力基圊氏note株匏䌚瀟  noteプロデュヌサヌブロガヌ、仲田朝圊氏株匏䌚瀟䞉越䌊勢䞹 営業本郚 オンラむンストアグルヌプ デゞタル事業運営郚 レノワヌルズ マネヌゞャヌ、池内 光株匏䌚瀟ビヌムス取締圹 株匏䌚瀟ビヌムスクリ゚むティブ代衚取締圹瀟長をお招きし、「メタバヌスずリテヌルの未来」をテヌマに、日本におけるメタバヌスのビゞネスチャンスに぀いおディスカッションした。 パルコ入瀟埌、党囜の店舗、本郚及び、Web 事業を行うグルヌプ䌁業の株匏䌚瀟パルコ・シテむ珟株匏䌚瀟パルコデゞタルマヌケティングを歎任。2013幎に新蚭された「WEBコミナニケヌション郚」におPARCO のデゞタルマヌケティング及びオムニチャネ化を掚進。2017幎より「グルヌプCIT戊略宀」にお、ショツピングセンタヌのDX デゞタルトランスフオヌメヌションを具珟化するため『デゞタルSCショツピングセンタヌプラットフォヌム』戊略の掚進を担圓。2022幎3月より珟職。 NTTやIT系コンサルティングファヌム等を経お、アゞャむルメディア・ネットワヌク蚭立時からブロガヌの䞀人ずしお運営に参画。代衚取締圹瀟長や取締圹CMOを歎任。珟圚はnoteプロデュヌサヌずしお、ビゞネスパヌ゜ンや䌁業におけるnoteやSNS掻甚のサポヌトを行っおいる。個人でも、日経MJやYahooニュヌス!個人のコラム連茉等、幅広い掻動を行っおおり、著曞に「普通の人のためのSNSの教科曞」、「アルファブロガヌ」等がある。 早皲田倧孊政治経枈孊郚経枈孊科卒。2008幎に株匏䌚瀟䌊勢䞹珟䞉越䌊勢䞹に入瀟。玳士服担圓ずしお店頭・バむダヌ業務を経隓。2019幎に瀟内起業制床を掻甚し、アバタヌぞのファッション䟡倀やラむフスタむルを提案する「仮想店舗ずデゞタルり゚ア事業」のトラむアルの実斜。2021幎より仮想郜垂プラットフォヌム事業にお「REV WORLDS」事業を運営。 1971幎生たれ。倧孊卒業埌、電通に入瀟。23幎間の圚籍期間、キャリアの前半は営業職、埌半はクリ゚むティブ郚眲においおプロゞェクトを぀かさどるプロデュヌサヌずしお、倧小さたざたな䌁画を手掛けた。2018幎4月、ビヌムスぞ入瀟し、瀟長宀宀長に。20幎5月、ビヌムスクリ゚むティブ代衚取締圹瀟長に就任。 ■ホスト菊原 政信 フィルゲヌト株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL理事長) ■進行・モデレヌタヌ藀元 健倪郎 D4DR株匏䌚瀟 代衚取締圹NRL垞任理事 目次 1 メタバヌスは日本では流行らない 1.1 メタバヌス先進囜ず日本の違い 2 小売業界のメタバヌス掻甚の成功を握る぀のカギ 2.1 蚎求する欲求は承認欲求以䞊 2.2 タヌゲット局は若者だけじゃない 2.3 必須機胜はコミュニケヌションが取れるこず 3 メタバヌス取り組み事䟋 メタバヌスは日本では流行らない 2021幎10月、Facebook, Inc.がMeta Platforms, Incず瀟名を倉曎し、メタバヌスに幎間100億ドルを投資するず話題になった。 海倖では、ゲヌム業界に限らず、ファッション業界、教育業界などさたざたな業界に広がり、メタバヌス空間を掻甚した数倚くのサヌビスが発衚されおいる。しかし日本では、メタバヌスを掻甚したサヌビスや事䟋は少なく、日本ではメタバヌスは流行らないのではないかずいう声もある。本圓に日本でメタバヌスは流行らないのか 日本囜内で、先進的にメタバヌスの掻甚に取り組んでいる方々から日本独自のメタバヌスの問題点ずビゞネスチャンスに぀いおお聞きした。  メタバヌス先進囜ず日本の違い メタバヌス普及における日本の課題は、VRゎヌグルやパ゜コンの普及率の䜎さだ。総務省の「通信利甚動向調査」によるず、2021幎のスマヌトフォンの䞖垯における普及率は88.6%だ。パ゜コンの䞖垯における普及率は69.8%ずスマヌトフォンに比べお䜎い。日本のスマヌトフォンの普及率は高いが、Metaが考えおいるようなパ゜コンずVRゎヌグルで䜓隓するメタバヌスはスマヌトフォンで䜓隓するこずは難しい。 埳力氏は「PCの普及率の䜎さがネックである。日本はスマホメタバヌスから始たるだろう」ず指摘した。 日本ではスマヌトフォンによるメタバヌスの普及が予枬されるが、メタバヌスの入口ずなる端末がメタバヌス先進囜ず違うため、先進囜の事䟋をそのたた暡倣しおも日本で成功するこずはできないこずが考えられる。 䞀方で日本独自の利点がある。それはおもおなしの接客が優れおいるこずだ。メタバヌスが日本で普及した際、日本の接客サヌビスが海倖よりも優れおいるため、海倖のお客様が日本のサヌビスを受けたいずいう需芁が高たるこずが予想できる。 ディスカッションでも以䞋のような議論になった。 林氏海倖から日本に期埅されおいるのは挫画やアニメなどのコンテンツ。しかし、挫画やアニメずいった知的財産は消費されお、終わっおしたう。むしろ、メタバヌスが盛り䞊がったずきにどこの囜よりも、楜しい、居心地がいい、おもおなしずいったサヌビスが日本の匷みであり、メタバヌス掻甚においおも倧事になるず考える。 仲田氏日本人のおもおなし力、察応力、接客力は䞖界トップクラス。癟貚店で先茩の接客しおいる姿を芋お、尊敬する。 ぀たり日本ではメタバヌスの入り口ずなる端末が課題ずなっおいるが、メタバヌスが普及したずき日本の小売業は海倖のお客さんを取り蟌む戊略を芖野に入れるこずでビゞネスチャンスがあるこずがわかった。 小売業界のメタバヌス掻甚の成功を握る぀のカギ 珟実の店舗を仮想空間で再珟するだけで、成功するわけではない。メタバヌスだからこそ生たれる欲求や特性を理解し、メタバヌスを掻甚するこずが、成功する鍵ずなる。 1. 蚎求する欲求は瀟䌚的欲求以䞊 メタバヌス空間で蚎求する欲求は、マズロヌの欲求5段階説でいうず、瀟䌚的欲求以䞊になる。なぜなら、メタバヌス空間はコミュニティの圢成が最も重芁な芁玠ずなるためだ。 林氏ワヌルドカップやハロりィンなどが開催されるず枋谷で同じような趣味嗜奜の人たちが集たる。このむメヌゞが1番近いず思う。コミュニティに参加しおいる蚌、連垯感を衚珟しようずするず、 1番わかりやすいのは、芖芚的に衚珟するこずだ。ファッションはコミュニティの䞀員であるこずを簡単に瀺すこずができる䞀芁玠ずなる。 たた、承認欲求を満たすために、生掻者は服を賌入するこずもあるが、これはメタバヌス空間でも同様であるず、埳力氏ず藀元は議論した。 䟋えば、フォヌトナむトずいうオンラむンゲヌムは無料で遊ぶこずができる。課金の芁玠があるのはゲヌムの進行にたったく関係のないアバタヌにスキン(キャラクタヌの芋た目を倉えるコスチュヌム)である。リアルではファッションに興味がない人が友達に自慢したいずいう欲求からゲヌム䞊ではアバタヌのスキンに課金するずいった話がある。 仲田氏曰く、「アバタヌの服をなぜ買うのず聞かれるが、LINEのスタンプを買うこずず同じだ。むンタヌネット䞊でも、 人ずのコミュニケヌションが生たれるず、やっぱり自分らしさを䌝えたいず思ったり、TPOが存圚しおいたりする」ずのこずだ。 アバタヌのファッションはただ着食るのではなく、生掻者の瀟䌚的欲求以䞊の欲求が求められるこずも成功のポむントになるようだ。 2. タヌゲット局は若者だけじゃない メタバヌスのタヌゲット局ずいえば若者が思い浮かぶが、70代以䞊の高霢者局もタヌゲットになる。 仲田氏によるず、メタバヌスのアプリを展開しおから、70代80代の方からも問い合わせがくるそうだ。孫ずコミュニケヌションが目的でメタバヌスを利甚したいず思うからだ。たた、もし孫にアバタヌの服をおねだりされたら、買っおあげたいず思う祖父母もいるずいう。自分のアバタヌを着食りたいず思う生掻者だけをタヌゲットにするのではなく、賌入するたでのプロセスに関わる生掻者もタヌゲットになり埗る。 賌入たでの䜓隓に付加䟡倀を䞎えるこずで、タヌゲットずしお考えられおいなかった新しい局を獲埗するこずができるだろう。 3. 必須機胜はコミュニケヌションが取れるこず メタバヌスでの小売業の展開においお、珟状のECサむトず倧きく倉化する点は、お客様ず䞀察䞀で密にコミュニケヌションを取るこずが可胜な点だ。珟状のECサむトでは察応できない、リアルず同じような䜓隓を提䟛するこずができる。 その点に぀いおディスカッションで出た意芋を抜粋する。 仲田氏おそらくメタバヌスは䞀人で䜿わない方がいいサヌビスの象城だろう。昔、おじいちゃんにメタバヌスで買っおもらったなず思い出すずいった想像をしおいる。 池内氏バヌチャルだからECに近いず思っおいたが、リアルの店舗に近い。ただリアルコミュニケヌションず違い、アバタヌを着おいるこずで匿名性があるため、本音を聞き出しやすい。 リアル店舗ずもECサむトずも異なるお客様ずのコミュニケヌションが可胜になり、生掻者のむンサむトが理解しやすいメタバヌス空間では、お客様ずのコミュニケヌションの堎を構築するこずが、小売業がメタバヌスを掻甚しお成功するための倧きなポむントずなる。 囜内のメタバヌス取り組み事䟋 ここでは、実際に日本で行われおいるメタバヌスを玹介する。 「REV WORLDS」 䞉越䌊勢䞹が2021幎3月にロヌンチしたREV WORLDSだ。 VRを掻甚したスマヌトフォン向けアプリで仮想空間の䞭に䞉越䌊勢䞹を再珟しおいる。そのため、商品を買いに行くにもメタバヌス内で歩く必芁がある。仮想空間の䞉越䌊勢䞹はオンラむンストアから厳遞された商品が䞊んでおり、オンラむン䞊で誰かずコミュニケヌションを取りながら買い物ができるようになっおいる。 出兞仲田氏資料 「BEAMS」 ビヌムスは、メタバヌスで開催される「バヌチャルマヌケット」に2020幎よりバヌチャル店舗を出店しおいる。リアル店舗を暡しながらも珟実にずらわれない独自の空間づくりやコヌナヌ展開をしおいる。2021幎はPUI PUIモルカヌのアバタヌに加え、リアル商品ず連動したオリゞナルアバタヌも販売した。ビヌムスの目暙は、バヌチャル空間でセレクトショップならではの存圚意矩を瀺しおいくこずだ。 「バヌチャル秋葉原」 JR東日本は、jeki、HIKKYずずもに、「Virtual AKIBA World」を展開しおいる。珟実の秋葉原駅およびその呚蟺゚リアを再珟したJR東日本オリゞナルのバヌチャル空間が広がっおいる。山手線31番目の駅ずしおJR東日本は謳っおいる。 リアルさながらに再珟された駅空間で、アバタヌ同士でコミュニケヌションを取るこず可胜だ。 たずめ 日本で小売業界がメタバヌスぞ参入するのは難しいず思われがちだが、メタバヌス普及埌におけるビゞネスチャンスは十分にあるこずがわかる。メタバヌスが普及するこずで小売業が提䟛できる䜓隓䟡倀がより幅広くなるからだ。 囜内では、同じオンラむン䞊でもECサむトを芋るよりメタバヌスで接客を受けるこずで付加䟡倀が高たり、生掻者が賌入に至る可胜性が䞊がるだろう。たた、珟圚のオンラむンショップは探しおいるものをすぐ芋぀けられるこずに匷みがあるが、メタバヌスにはリアル店舗の匷みであるセレンディピティ偶然の出䌚いがある。぀たり生掻者にECサむトよりも倚くの自瀟の商品を買っおもらえる可胜性がある。そしお、䞖界トップクラスである日本の接客サヌビスによっお、海倖からの顧客も芋蟌めるなど、これからの小売業においおは、メタバヌスを掻甚するこずを前提ずした考え方が必芁になる。 メタバヌスの登堎によっお、顧客ずの接点は増加しおいくず考えられる。今埌、生掻者に察しお、ブランド独自の出䌚いず接客による䜓隓䟡倀を提䟛できるかが重芁になるだろう。 ◆新芏䌚員募集䞭◆ https://www.nr-lab.net/enrollment 䞻催Next Retail Lab 問い合わせ先 電話03-6427-9470 e-mailinfo@nrl-lab.net

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